
写真は昨日載せそびれた「帯揚げと帯締め」です。
いやいや、久しぶりの普通着物、で、昨日書きましたようにいろいろハプニングがあったわけです。
毎年前夜になって大騒ぎするので、今回はかなり前から組み合わせを考え、半衿も早めに縫い付け、
小物もバッチリ…のはずだったのに、なんかしら忘れるし。
写真を撮る時も、手抜きしなきゃいいのに、はいつものこと。
ちゃんとカメラの「リモコン」もあるというのに、あっあれカメラバッグのポケットだ、また出しておくの忘れた、
ま、セルフタイマーでいっか…。毎回これやって、忙しい思いするのです。
リモコンなら、鏡はなくてもせめて裾や袖など、ちょっと形よくすることができます。
セルフだと、10秒でシャッター落ちますから、さっとすわってパパッと姿勢を作って、パシャッ。
しまったメガネしてた、もう一回…あっカメラのキャップこんなとこに、もう一回…こんなことの連続です。
なので、いつもどおり座った裾が乱れています。すみません。
一回、急ぎすぎてつっかかりまして、見事に「おシリ」が写っておりました。見せられまへんが
おまけに、ですねぇ、あの「ねずみの嫁入り帯」、いざ締めたらまぁしゅるりしゅるりと、よく滑る帯でして、
ぎゅっと結ぶ、ズリッと緩む、の連続で「化繊か?」と思ったくらいです。
なんとか締めて写真を撮りましたら、上記のように動き回っているうちに、すっかりゆるみまして、
さて最後にいつも忘れるおたいこ部分の後ろ姿写真を、と思ったら、
帯締めから手がはずれてるわ、たれはいつのまにか15センチくらい出てるわ、なんやねん!
締め直す気力もなく、またしても後ろ姿はナシになりました。
こういう帯こそ、切ってつくる方の作り帯がよろしいようで。
で、着づらかったというお話なのですが、仕立て、というのは本当に微妙なものです。
着物の縫い方というのは洋服と違って、ほとんど同じです。
もちろん多少の違いはあって、例えば私のように首の短いタイプは、いわゆる原則と言われているよりも
衿を多めに抜きます。そのためには繰越も、ひとさまと少し違うし、お腹が出っ張ってきたので前幅を広くしたり…。
まぁそういう違いはありますが、衿を身頃につける、なんていう部分は、どれも同じです。
ところが、この同じはずの「衿のつき方」が微妙に違うんですね。
私は和裁はカジった程度ですので、はっきりしたことはいえませんが、
例えば子供のじんべさん程度でも、着せてみたらなんか衿が歪んだり…。
よく見ると「いせ込み」が一箇所に固まっちゃってたり、ほんの2ミリくらいなのに、表地がツレていたり。
それが実際の着付けで問題を起こすんですね。
昔、親戚の娘さんが和裁を習いだしたので、練習のために1枚縫わせてくれと言ってきたことがありました。
母は用心して?ウールの着物を一反託したのですが、届いたものを着て「着づらいったらないわ」と、
それっきり長いあいだそのままで、そのあと解いて自分で縫い直したような記憶があります。
私は子供でしたので詳しい話は覚えていないのですが、たしか衿がうまく抜けない、だったと思います。
繰越部分の縫い方が悪くて、抜くと衿が立ってしまう…だったような。
私は以前、市販の半幅帯で不都合がありました。
まだネットもやっていない頃で、駅ビルだったかの安売りで普段用に買ったのですが、
締めるとなんだか胴回りにへんなシワができるし、いざしまおうとたたんだら真ん中あたりがブヨンと浮くしで、
よくよくみれば、ミシンで縫っていてズレたのでしょう、無理に曲げて合わせたところがありました。
つまり、縫い方そのものは誰がやるにしても「同じこと」をするのですが、縫い手の「手」が、違うのですね。
見てもわからないけれど着るとわかる、或いはコメントにもありましたが、たたむと歪むとか。
着物を着るとじゅばんに沿わないとか、胸元が収まらないとか、そういうことがあります。
着物やじゅばんの着方に問題があった、ということももちろんありますが、
ちゃんと着ているのに、どの着物を着ても合わないときは「じゅばん」が、
その着物だけの時はその「着物」が、どこか不具合があるのかもしれません。
マイサイズで仕立てるときは、全て合うように仕立てられますが、
古着や頂き物の場合は、縫い方の悪さではなく、身に合わないための不具合もあります。
同じ形なのだからおなじように着られるはず、ではないのですよね。
古着に慣れたかたは、身丈がちと短い(長い)とか、身幅がちと狭い(広い)などの不具合は、
着方でうまく身に沿わせられますが、縫い方の不具合ばかりは、どうにもなりません。
もしそんな着物にであってしまったら、いっそ仕立て直し、と考えてみてください。
せっかくの着物を「あっこれ着づらいんだよね」と敬遠することになったら、もったいないですから。
それにしても…一晩下げて風をあてた「ねずみの嫁入り帯」…今日は雨なので、
まだハンガーでぶら下げてあるのですが、いやぁ「締まらない帯」だけは、どうにもこうにも、です。
試しにさきほど、ひこうき(帯揚げ止めのあの道具)を使って洋服の上から締めてみましたが、
あれを使っても「にゅるっ」と少し滑るのです。だから安かった???
お太鼓などをしっかり縫い付けて、胴体とはマジックテープで貼り付けるくらいの「作り帯」にしようかな、です。
ふぇっくしょん、とクシャミしたら、背中のお太鼓がストーンなんて、いやですからねぇ。
今日は「雨」、昨夜は大雨でした。台風の影響もあるのでしょう、あすも半日は降りそうです。
動き回るとまだ暑さを感じますが、半袖はさすがにねぇです。
こんな時期は皆様も風邪にお気をつけください。
揃って無かったり、繰り越し寸法が少なかったり
肩明きが広すぎたり・・・着にくい原因は様々
ありますね。
着にくいのはついつい敬遠してしまいますね。
帯のシュルシュルすべるのは締めにくいですね。
何度か練習して帯芯に癖がつくようになると
ましです。私もそんな帯がありました。
そうなんですよね。いつもの呉服屋さんなので、地のし地の目は大丈夫のようなのですが、
なんでこうなったのか。ほんのわずかなことなのですけれどねぇ。
以前友人と「できあい」の浴衣を見ていたら、袖山ですでに地が曲がってるんです。
こんなの着たらねじれるわ、と思いました。
嫁入り帯、芯がすごく柔らかいのです。仕立て済みで入手しましたから、
届いた時「やけにふにゃってるな」と思いました。もしかしたら「化繊芯」かもです。
いっぺん解いてみますかねぇ。