かなり前に入手して、こんな着物姿でご紹介したものです。
そのときの写真はこちら。
「かわほりさん」が気に入って、着るつもりだったんですが…。
イザ解いてみたら、もう弱りが…とてもムリだわ…と思って、
解いたまま、例によって「熟成」…しないってば、要するに放置プレイしてまして。
いつまでも置いといてもと思い、お天気にも背中押されて洗いました。
まぁ、まんずまんず、糸切ったら生地も切れるほどですから、触るのもこわい!
ムリヤリ糸を抜いたわけではないのに、縫い目の部分が広がってしまうのです。
これは古いのではなく、糸の質の良し悪しだと思います。もぅほんとに…。
とりあえず水に漬けたら、色が出るわ出るわで、私のおてても真っ青に染まりました。
絞ってもニリニリッと音がして、裂けそうなのでひたすら押し絞りです。
さて張り木にかけようとしましたが、まぁよく縮んだ縮んだ…。
そりゃまぁ紗ですから縮むとは思っていましたが、何もここまでと思うくらいでした。
張り木にかけるのについ横に引いたら「ビリッ」およよよ…。
しかたないので5センチくらい折り返してかけました。
伸子打つのも「こわいよぉ~~」と思いながら、そぉっとそぉっと何箇所かにまず区分。
それから伸子をかけましたが、なんたって布端もみみが弱ってますから、
気をつけて、よく見てかけないと針さしたところから「切れる」…。
「なんてひ弱なコなの、アンタって…」とブツブツ言いながらの作業です。
プロならこうなる前に「これはもう伸子張りできません」とお断りするシロモノですね。
とにかくきれいにしたかったのです、もーそれだけ。
どれだけ縮んだかというとコレくらい…。がんばって伸ばしてもらってるところ。
これでも右側に、仮の何本かがかかっているんですよ。
一箇所だけにチカラがかからないように、できるだけ細かく…でこれくらい打ちました。
元々が糸質がよくないせいか、織り糸の寄りなども起きやすいのでしょう、
ワタシは何もしていないのに(ほんとですよっ)、勝手にぼわっと穴があく。
おぉぉぉこんなにコワイ伸子張りは、はじめてじゃぁぁぁ。
「みみ」の状態をそぉっと確かめながら、風もけっこうあるので渇きが早いと思うから、
ケンメイに急いで…それでもいつもより時間がかりました。
終わったあとは、どっとへたり込みましたがな。
まぁとにかく、乾くのを待ちました。乾くとねぇ、きれいなんですよ。
透け感がたまりませーん。こうもりさんも凛々しいでしょう?
でも端っこはこんな…。
乾いたので伸子をはずしながら、これはどうしたもんかいな、と思いましたが、
こうなると暖簾くらいしかありませんかねぇ。
反のみみが縫い目で傷んでますからそこをなんとかして、ちょっと幅が狭くなりますが、
全体を見ていいところをとって下げると、とりあえずこんな感じ?
あっダンボール見えてる、すのこも見えてる…すんません。
何がいいって、表側は陽があたればただの青い布ですが、中から外を見ると…。
いいでしょう、この透け具合。
何しろ縫い目とか、みみとか、いろいろ細かいダメージがあるので、
どこをどれだけとれるかわからないのですが、暖簾にしたいなぁと思っています。
そのためには…あぁこわごわでも、ほかの部分もまだ張らなきゃならないですー。
へっぴり腰で、慎重の上にも慎重に…でやりましたら、うぅっ腰に来ました。
着物としては着てあげられなかったけど、このまま朽ち果てさせてなるものか、で
おかーちゃんがんばるからねっ!とりあえず今日は、これまでです。
マッサージ器どこだっ、サロンパスはどこっ…。
そのときの写真はこちら。
「かわほりさん」が気に入って、着るつもりだったんですが…。
イザ解いてみたら、もう弱りが…とてもムリだわ…と思って、
解いたまま、例によって「熟成」…しないってば、要するに放置プレイしてまして。
いつまでも置いといてもと思い、お天気にも背中押されて洗いました。
まぁ、まんずまんず、糸切ったら生地も切れるほどですから、触るのもこわい!
ムリヤリ糸を抜いたわけではないのに、縫い目の部分が広がってしまうのです。
これは古いのではなく、糸の質の良し悪しだと思います。もぅほんとに…。
とりあえず水に漬けたら、色が出るわ出るわで、私のおてても真っ青に染まりました。
絞ってもニリニリッと音がして、裂けそうなのでひたすら押し絞りです。
さて張り木にかけようとしましたが、まぁよく縮んだ縮んだ…。
そりゃまぁ紗ですから縮むとは思っていましたが、何もここまでと思うくらいでした。
張り木にかけるのについ横に引いたら「ビリッ」およよよ…。
しかたないので5センチくらい折り返してかけました。
伸子打つのも「こわいよぉ~~」と思いながら、そぉっとそぉっと何箇所かにまず区分。
それから伸子をかけましたが、なんたって布端もみみが弱ってますから、
気をつけて、よく見てかけないと針さしたところから「切れる」…。
「なんてひ弱なコなの、アンタって…」とブツブツ言いながらの作業です。
プロならこうなる前に「これはもう伸子張りできません」とお断りするシロモノですね。
とにかくきれいにしたかったのです、もーそれだけ。
どれだけ縮んだかというとコレくらい…。がんばって伸ばしてもらってるところ。
これでも右側に、仮の何本かがかかっているんですよ。
一箇所だけにチカラがかからないように、できるだけ細かく…でこれくらい打ちました。
元々が糸質がよくないせいか、織り糸の寄りなども起きやすいのでしょう、
ワタシは何もしていないのに(ほんとですよっ)、勝手にぼわっと穴があく。
おぉぉぉこんなにコワイ伸子張りは、はじめてじゃぁぁぁ。
「みみ」の状態をそぉっと確かめながら、風もけっこうあるので渇きが早いと思うから、
ケンメイに急いで…それでもいつもより時間がかりました。
終わったあとは、どっとへたり込みましたがな。
まぁとにかく、乾くのを待ちました。乾くとねぇ、きれいなんですよ。
透け感がたまりませーん。こうもりさんも凛々しいでしょう?
でも端っこはこんな…。
乾いたので伸子をはずしながら、これはどうしたもんかいな、と思いましたが、
こうなると暖簾くらいしかありませんかねぇ。
反のみみが縫い目で傷んでますからそこをなんとかして、ちょっと幅が狭くなりますが、
全体を見ていいところをとって下げると、とりあえずこんな感じ?
あっダンボール見えてる、すのこも見えてる…すんません。
何がいいって、表側は陽があたればただの青い布ですが、中から外を見ると…。
いいでしょう、この透け具合。
何しろ縫い目とか、みみとか、いろいろ細かいダメージがあるので、
どこをどれだけとれるかわからないのですが、暖簾にしたいなぁと思っています。
そのためには…あぁこわごわでも、ほかの部分もまだ張らなきゃならないですー。
へっぴり腰で、慎重の上にも慎重に…でやりましたら、うぅっ腰に来ました。
着物としては着てあげられなかったけど、このまま朽ち果てさせてなるものか、で
おかーちゃんがんばるからねっ!とりあえず今日は、これまでです。
マッサージ器どこだっ、サロンパスはどこっ…。
本当に素敵な夏の着物、お気に入りで
よく着られたのかもしれませんね。
それにしても、見ているだけでオゥ怖!
と叫びたくなる生地の様子。
それをこんなに細かく伸子をされて、さすが
はとんぼ様。
透け感ほんと、すばらしいです。
腰、お大事になさってくださいね。
その思いだけで、やってみてるが、
こんな怖さもあることを、
事前に知りえてよかった。
とんぼさんの、お疲れ加減が、
わかります。
伸子針も緊張しますね。
昨日加湿器とクーラーのそうじをして、ほこりのせいか
目が真っ赤に。よく見えません~^^;
とんぼさんもおだいじに。
ほ、ほ、欲しい・・・・・
っと・・・とんぼさんのご苦労そっちのけで涎たらしている不敬者です。
きっと大好きで、よく着られたんだと思います。
今はない柄行ですね。
いやもう怖かったです。
こんなにきれいなのにねぇ・・・です。
腰はおかげさまで、サロンパスがききました。
解いたとき、ちょっと布をひっぱって
確かめるんですが(水をちょっとつけると
更にに布チカラがわかります)、
危ないだろうなと思いつつ・・・やってしまいました。
なんか古着特有のベトッとした感じを、
どうしてもきれいにしたくて・・・。
ムチャしましたわ。
えぇもぉ「こうなったら」の気分でした。
私の方は大丈夫ですが、
えみこさまこそ、目をお大事に。
空気は乾燥していますから、ホコリ怖いですよね。
いやぁさすがにこれはもう「縫う」ことが
ダメだと思います。
持ってちょいと左右にひいただけで
紙みたいに裂けますから。
ノレンなら端のいたんだところをカットして
なんとかくけることぐらいできそうですが
これもやってみないとねぇ・・・です。
ノレンにしてさげても「こんちわー」って入ったら
「ビリッ」なんてね。いやホントに。