日が経つのはほんとに早いです。
このところ昼間の暖かさがうれしいなと思います。まだ油断はできませんが…。
春彼岸は、これから春になる時期で、なんとなーくですがほんわかした優しい雰囲気、
秋彼岸は、季節が季節だからか、なんとなく物寂しい気がしてしまう私です。
主人が十万億土のかなたにいってしまって、初めてのお彼岸。
まぁとんでもなく遠いところに単身赴任してくれたもので…。
それでも、以前コメントで、仏様の世界から見れば「この世は一泊二日の旅」…と
教えていただきました。なんといいますか、人間が日常的に感じたり考えたりしている
いろいろな「単位」は、実はちいさいことなのだ…とそんな風に思えました。
人生という、人それぞれの何十年が一泊二日…ならば「十万億土」も、
実はパラレルワールドみたいなもので、すぐお隣ではないか…なんて気もしています。
たとえすぐそばでも、行ったり来たりはできないけれど、そばにいる…というイメージ。
いってしまったけれど、心の中にいる、母も主人も。
そしてあちらはあちらで、遠い遠い「すぐそば」で、私と息子を見てくれている…。
そんな不思議な感覚で迎えるお彼岸です。
お彼岸はボタ餅…ですが、はははまた買い忘れてるし…。
生協さんはもう間に合わないので、いただきものの「最中」でごまかす私ですー。
お花は忘れませんでした。つぼみのものがあったら、ちょうどお彼岸に咲くようにと思って、
ちょっと早めにつくように頼んだので、今日、つきました。
春待つ色でビタミン・カラーの黄色ベース、チューリップとスイトピー、カーネーションです。
さて、いわゆる「仏花」…ですが、仏事のオシゴトをなさる方のお話によれば、
仏花の色は「白・赤、紫・黄色」が基本。
白や黄色は菊、赤はカーネーションや小菊、紫はグラジオラス?アイリスもみたことありますね。
キンセンカやスターチスもよく使われる花ですね。
今は一年中いろんな花がありますが、春は春らしいもの、秋は秋らしいものを入れますね。
一般家庭の仏壇やお墓では、大きな花束ってのはありませんから、
それぞれ1~2本ずつ…という状況、なので仏壇のお花って、なんかまとまりがなく、
やたらとハデ、絵を描くときのパレットみたいな感じになってしまうのですけれど、
あれは、寺院でよく見る「五色幕」の色なんですね。
五色幕の場合「青」とされている色は、実は「緑」です。「紫」は「樺」。
緑は元々の葉っぱの色ですから、これで五色になるわけで…。
仏教の五色幕の五色は、意味があるとは聞いていましたが詳しく知らなかったので調べましたー。
青…実は緑ですが、お釈迦さまの髪の色。試みださず穏やかに力強く生き抜く定根(修行のことだそうです)。
黄…お釈迦さまのお身体の色。ゆるぎない性質、金剛を表す。
赤…お釈迦さまの血の色。慈悲の心、衆生を救済するための、とどまることのない精進。
白…お釈迦さまの歯の色。清らかな心で、諸悪や煩悩の苦しみを清める清浄。
紫…これは「樺」の色だそうです。お釈迦さまの袈裟の色。侮辱や迫害などに強く耐えて怒りを持たない忍辱。
だそうです。
カラフルすぎてまとまりがない色合わせだけれど、そういう意味があるとなると、
やっぱり普通の「仏花」がいいのかなぁ…なんて思ったりもするのですが、
花好きだった母が「仏さんのお花はいかにも『仏さんでございますー』で、いややなぁ」と、言っていたのです。
主人は、きっと母には「右にならえー」で、ニコニコでしょうし。
なのでやっぱり…その時の季節らしい花、母の好きだった花…でいくことにしました。
あ、仏花にはとげのあるものは入れない、というのもルールなので、それは守ってバラはナシ。
お墓の花はいつも父が、オーソドックスな「仏花」を持って行ってますから、それでOKということで!?
昨日、超セッカチな父が「彼の命日は1月31日、正月の松の内は、どこも法事はしないから、
1月はきっとたてこむに決まってる、早いめにお寺さんの予約をとれ、20日ごろがいい」と、言いました。
(じーちゃん、まだ四十九日も終わってないのに、もう一周忌の話しかい…第一ウチの仏さんだってば)。
やっとサングラスじゃない写真を見つけたので、入れ替えました。
釣ったおさかなはタイのようです。
ご主人とお母様に「春が来たよ」ってお知らせしているようです。
仏壇に供える花は私もその季節を感じられる花がいいような気がします。お墓参りのときはいかにもな仏花にしているので同じですね^^
今ブログにおじゃましていましたー。
丸ぐけの紐作れますよーって。
羽織紐っていろいろあったほうが楽しいからと思って。
お花、ちょっとあるだけで、部屋のなかも
パッと明るくなりますね。
黄色系は特になんだか元気が出ます。
とんぼさん 波乱万丈で、でもお幸せでした。
これからも離れず守ってくださいますでしょう。
陰ながらほっとしています。
「いつ」であっても辛さは変わりませんが、何となく暖かく、陽が長くなる季節の方が元気を出そうという気になりやすいかな?
一周忌の心配をするお父様、
あまりにも早すぎて思わず笑ってしまいました。
祥月命日が3月ですので、今月は絶えず春らしい華やかなお墓になっておりますよ。仏さんが喜ぶものを供え、ともに「きれいだわねー」と季節を愛でる。そんな感じでしょうか。
背も高くてカッコよかった…はずですが、
アタマもうすくなり、おなかも出て…で、
フツーのおじさんになってました。
あちらも私のことを、そう思っていたでしょうね。
もうほとんど体調の方はいいのですが、
いろんな意味で、ほんとに暖かくなるまでは、
ぼちぼちいこか…と思っています。
父のせっかちは、年々磨きがかかりますわ。
実は来年の1月は
おとサンの一周忌ですが、12月は母の7回忌です。
いつそのことを言いだすかと、楽しみ?です。
母の時、一周忌がおわったとたんに
3回忌の話してましたからねぇ。
私は白い菊は「お正月」というイメージの方が好きです。
菊は清楚だし、仏花にはいいのでしょうけれど、
なんかどうしても「いかにも」とというきがしちゃいます。
キレイな花を飾ってあげたいものですね。