ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

かわいい小紋

2008-12-05 18:22:18 | 着物・古布
ホームページ用の写真を撮り続けてます。
小紋の反物、今まではこんな感じで詳細を出していたのですが、

     

         


やっぱり「着た感じ」というのがあったほうがいいよなぁ…と思ってまして…。

過日、陽花様のところで、ピンワークの記事を拝見したとき、
昔、呉服屋さんでおしゃべりしながら見ていたことを思い出しました。
何も買うわけじゃないのに、いすわりましてねぇ…
しょーもない客だったでしょうねぇ。(ヒトゴトのよーに…)

で、簡単…いえ「えぇかげん」ピンワークですが、
思い出しながらやってみました。
本格的にやれば、うしろからみてもちゃんと背中にも着ているように、
布が渡るのですが、ウチの場合はホムペの商品紹介用ですので、
後ろはなんもないスカスカです。
それでも、自分でやってみてへぇぇ~と思ったのですが、
反物で見ているときと、やっぱり違うんですよね。
もちろん、実際には裁ちもあって縫い合わせれば柄は違ってきますけれど、
それでも反物で見ているよりは、ずっとイメージがわきます。
ピンワークを、どうしてあのときもっとよく見ておかなかったのかと、
20年も経って後悔してる…遅すぎやん…。

この前の江戸小紋もそうですが、反物で見ているときと、
着物になったときで、感じというものはかわるものですね。
上の反物も色がかわいらしいから…と思っても、
柄が少ないだけで落ち着きが出て、年齢幅も広がったきがします。

今販売しているものも写真を取替え、
あらたに出すものを付け加え…と、いろいろ製作中です。
こちらはポリの着物、反物ではなく「解いたまま」のものです。
とてもフクザツな色目でして、どうにも正確な色になりません。


           


もう少し近寄ると、こんな柄です。
もう少し渋くて、はっきりしてますねぇ。


           


手で持ってみていると、なんだかゴチャゴチャと…という感じなのですが、
着せかけて少し離れると、なかなか落ち着いてていいかなぁと。

今回は、反物、これは長らく手で保管していたもので、新品です。
それと「解き」状態の着物着分、この前の「糸巻き柄」などの
現代小紋の中古、未仕立ての袋帯など、できるだけ多く…と思っています。
価格も見直し、そして時期も時期ですから年末セール?!
というからには…急がなきゃ~~ですわー。
がんばりまっす。

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6 コメント

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Unknown (陽花)
2008-12-05 20:54:16
ピンワークを習わずに見ただけで出来る
なんて、やっぱりとんぼ様はただものでは
ありませんね~
私なんてあれ以来一度も練習をしていない
ですよ。きっと忘れてしまっているでしょうね。
やっぱり反物だけで見ているより全体の雰囲気が分かっていいですね。
返信する
わお! (りら)
2008-12-06 04:33:31
丁度昨日、ネットオークションを見ながら反物だと着物になった感じが分からないなぁ・・・と思ったばかりでした。
とんぼさんでもそうなんですねぇ。

できものの古着が買い易いというのは、形になったものを見るからってこともあるんだと気がついた次第です。

その上に、広げて衣桁に掛けた状態と人台に着せ付けた状態とで、また違ったりするんですよねぇ。(特に付け下げや訪問着)
返信する
見比べてみると、わかりますね (えみこ)
2008-12-06 14:01:01
こんなに差が出るものとは…。
ピンワークと言うのですね^^勉強になります。
お嫁入りさせたい、とんぼさんの思いやりが伝わってきました。
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Unknown (とんぼ)
2008-12-06 18:09:52
陽花様
いえいえ、うろ覚えですので、
途中からは「見た目そーならいいやぁ」の
大ごまかしですー。
ちゃんと習いたいですー。
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Unknown (とんぼ)
2008-12-06 18:10:59
えみこ様
私もびっくりでした。
なんとなくイメージはつかめても、
やっぱり形になるとわかりやすいものですね。
返信する
Unknown (とんぼ)
2008-12-06 18:13:21
りら様
小さな四角で、全体のイメージをつかむのは
ムリがありますもんね。
訪問着なんて、全くわかりません。
以降にかけて一枚絵になるもの、
ステキだけどきてしまうと「ここの柄、
見えなく生っちゃう」なんてありますねぇ。
フシギなものです。
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