ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

まだ経済大国を目指すのですか? (ちゃぶ台壁新聞2011・5・14 を読んで) ②

2013-03-03 | ポルカさんのちゃぶ台だよりから
前回の記事と同様、友人の『ちゃぶ台壁新聞』の文よりの抜粋です。 ひと言になおすと、下段に掲載した(この文は元は壁新聞なのです!)片倉もと子さんのことばになるでしょう。「経済大国」から「文化大国」へ。それも農業を基幹とする文化国家が理想ではないでしょうか?食糧の自給が出来て、独立国家と言える筈です。 国際日本文化研究センター所長に就任 片倉もと子さん 「やり過ぎる弊害から(自身を)解放してほしい」五月末に京都市の国際日本文化研究センターの四代目所長に就任した際、出迎えた研究者たちに呼び掛けた。「二十世紀は人がやり過ぎた世紀。やり過ぎは視野狭窄を引き起こし、他者や異文化が見えなくなる。ブッシュ大統領や9・11テロを起したイスラム教徒もそう」と話す。 . . . 本文を読む

まだ経済大国を目指すのですか? (ちゃぶ台壁新聞2011・5・14 を読んで) ①

2013-03-03 | ポルカさんのちゃぶ台だよりから
東日本大震災から二年が経とうとしています。復興は進んでいるのでしょうか?なかなかなようです。 友人が、2011年5月14日付けで発行した新聞『ちゃぶ台壁新聞』、本棚の整理をしていると出てきました。読み返し、思うところがあって、ここで紹介させてもらいます。 千田謙蔵氏の提言は少数意見の一つですが私が一番共感を覚えるビジョンです。(千田氏についてここでは、そのまま掲載。後に紹介させてください。)五月九日の文は氏の考えがよくまとめられているきがします。 2011年5月9日(月曜日)さきがけ新報 月曜論壇 東日本大震災からおよそ二ヶ月。全貌が明らかになるにつれて、これはただごとではない、ただ単に元に戻す復旧ではおさまりきれない、あの大転換をもたらした「戦後」に匹敵すると考えるようになった。 その「戦後」は、言うまでもなく「軍国主義から民主主義」への大転換であったが、「震災後」は「成長・競争・ギスギス社会」から「脱成長・助け合い・安定社会」への大転換ではないだろうか。 . . . 本文を読む