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「インド人、ガネーシャを勧めまくる」 インド旅行記 9

2013年06月01日 18時16分53秒 | インド旅行記

チップ代の10ルピーをなんとかゲットしようと躍起になっているティモコ。
それがないと、おちおちトイレにも行けません。
普段はうっとうしい激安ツアーの半強制ショッピング(無理に買わなくてもいい。が、逃げ切るには根性必須)も、この時ばかりは手持ちの500ルピーを両替できるチャンス!と、はりきってお店に入りました。

500ルピーというのは日本円で850円くらい…
お高い民芸品とかには目もくれず、ひたすら小物を漁っていると、
「ナマステ~。コンチチワ~。
と片言の日本語を話す女性インド人店員さんが。

『ごめんね、ティモコはビンボーなの。100円くらいで買える物を物色してるだけだから、どうぞお構いなく』

というようなことをジェスチャーでアピールしてみたところ、あっさり去って行ったので、やれやれと別のコーナーを見ていたら…







ワタシはいったいどんなジェスチャーを?


去ったと思った女性店員さんが、でっかいガネーシャを手に舞い戻ってきたのです!

「ガネーシャ、イイネ。インドノカミサマネ。モッテル、アナタ、シアワセネ

…ああ、そう…。そのようね…。

ガネーシャというのは、頭が象、体は人間という、インドで一番人気のあるヒンドゥ―教の神様です。
開運、金運、学問から健康、商売繁盛とまあ、何でも司る万能の神で、『夢をかなえるゾウ』として日本でも知られています。
インドの方々は富豪も物乞いも皆ガネーシャが大好きで、家の入り口とかに大事に飾って毎日お祈りしているのです。

私もね、まあゾウさんは好きだし、金運アップだし、小さいの1つくらいなら…とは思ってみなくもないけど…

断じてコレではない。

なんていうの?
神様だから本物っぽい方がご利益があるのかもしれないけど、百歩譲って買うとしても、もっとゆるキャラっぽいというか、可愛いの…といったら失礼かもしれないけど…こう、見て和むような…

コレはあんまり和めない気がするの…

「ごめんなさい、要りません」と丁寧にお断りしたけど、彼女は強烈なガネーシャを手に、行くとこ行くとこ、追いかけてきます。
こうなったら早く何か小物を買って、店を出るしかありません。
でも私の気に入るようなものは、どこを探しても見つかりません。
いくら安い買い物とはいえ、気に入らないモノを両替目的にだけ買って、蔑ろにするのはイヤなのです。
前にも書きましたが私は『捨てられない女』なのです…
(無くすのは得意ですが

したらば、あらまあ可愛い五連のゾウさんの飾りを発見。
↓↓↓ コレ



幾らか聞いたら500ルピーだと。
え~…
そんなにする?
ぼったくってるんじゃなかろうかとは思いましたが、とにかくガネーシャから逃げたいあまり、もう買うことに。
でも500ルピーを両替したいのに500ルピー払ったら、何しに来たのか分かりません。

さて、ティモコは無事10ルピー札をゲットできたでしょうか???








夕飯作らなきゃいけないので続きはまた
う~ん…主婦のブログだわ~
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