仕事から帰って、洗濯物を取りこんで、ああ小腹が減った、なんか食うものないか…あったプリンだきゃっほーとスプーンを出していたら、ゴロゴロゴロゴロ~って雷が鳴って、部屋の中が真っ暗になって、なんだなんだまだ暗くなるのは早いぞと思った途端、ポツポツポツ…ドッバージャバジャバジャーっとすんごい雨が。
いきなりだったので外では「あぎゃー!てーへんだー!」と逃げ惑う人々…
ティモコは人の不幸を見て喜ぶ人間ではない、断じてない、実際喜んだわけではないけど…
あまりの自分のタイミングの良さに、つい「あらら…お気の毒…」なんて、姑息な優越感を感じてしまったのです…。
だって、ものの10分、遅く帰ってたら、自分も洗濯物もビシャビシャだったわけです。
いつも勘弁してくれよ的な人生なので、たまったまのタイミングにぶひひひひ…となってしまったのです…。
そして、そして、懺悔いたします…。
ワタクシはこともあろうに、乾いたお部屋の中で冷えたプリン片手に、どっかのオバちゃんが「この雨め!ちくしょーめ!」と大雨の中必死で自転車を漕いで行く姿を、カーテンの陰からこっそり傍観していたのです…!!
なんというイヤラシさ!!!
決してそのオバちゃんの不幸を喜んだわけではないのです。
ただただ自分の幸運を…いや、よしましょう。ここは懺悔部屋です。
はい。多分…口もとがニヤけてました。
アアアアアアア!私の神様ごめんなさい!!
しかし、天罰は下りました。
オバちゃんを見送ってソファに座ってプリンを食べていましたら、ピロピロリ~ンと携帯にボウからの着信が。
「わりい、ティモコ、迎えに来て」
…はい?
そういえばボウは今日、会社のなんとか会で、車を置いて出かけていたのです。
天気がいいから歩いて帰ろうと途中まで来たけど、突然の豪雨に立ち往生して、地下道に避難しているとか。
親バカティモコ、んま!ボウちゃん可哀そう!と車のキーと傘を持って外に飛び出したはいいけど…思ったより凄まじい雨で…おまけに傘が車のドアにひっかかって…なっかなか取れなくって…くそったれなほど取れなくって…
車内も私もビシャビシャになりました。
これからは清く正しく生きたいと思います。
人気ブログランキングへ