SPOON ARAYA Life is miracle 2

山から切り出した樹から作る手彫り木のカトラリー
動物や野菜、樹や小川に囲まれた山の暮らし

スプーンのあら屋ネットショップ

fc2

スプーン作りその9 削る

2012-11-29 22:54:01 | 手彫りの木スプーン 作り方
ナイフで削っていきます。



えんぴつを削るのと同じように、押して削る方法。

削る力は左手親指がメインで、少し右手親指も使ったりする。

手の消耗が激しいので、少しでも楽に削れるように、ただ押すのではなく親指を軸にナイフを回転させる。

自分切るという力とナイフに切らせる力の両方を使う。





こっちは引く方法。

左手で木を持ち、胸で押さえる。

胸が痛くなるので僕は皮のエプロンをしている。

右腕の引く力がメインで、少し左手の指でも押したりする。

この時もナイフに切らせるように、ナイフに上下の動きをもたせる。

板前さんがネタを切るようにと言えば伝わりやすいだろうか。




どちらの方法もかなり疲れます。

汗をかくほどです。

体力が必要です。

なので筋トレはかかせない。




ノミの作業です。

どこまで薄くするか、口当たりはよいか、すくいやすいか、などを考えなくてはなりません。

一番肝心な所なので彫りすぎに気をつける。




削り終了です。

家の事

2012-11-27 22:32:43 | 日々のこと


息子が一歳にもなったらよく動くこと。

今までのように居間にドーンとストーブ2台はあまりにも狭いし、危ない。

家族会議の結果、模様替え工事をした。





もとあったストーブ台を壊し、新たに壁側にレンガを敷き、柵を。

冬は鋳物のストーブを一台で煮炊きし、暖房をすることにした。

夏になったらストーブを薄い鉄板のやつに変える。

問題は冬、この鋳物のストーブで玄米が圧力鍋で炊けるかだった。



手前の上蓋を開ければ炎が直接あたるので時間はかかるものの炊けました。




新しい薪置き。

これも柵の中に入れれば安心です。

10月の作品4 と つなぎや食堂とつながる。

2012-11-17 21:34:31 | 手彫り


なべかまし、と僕は呼んでいる。

炒めてよし、すくってよし。

大家族ならご飯をかましてもいいかもしれない。




こちらはニレの木。

いい色がでました。うねりがかっこいい。

知り合いの結婚祝いにプレゼントしました。




こちらはカエデの木。

シンプルな仕上がりのなかにどっしりとした持ち心地。

硬いのって信用できる。

先日知り合った「つなぎや食堂」さんにプレゼント。

料理人に使ってもらうってうれしい事です。

つなぎや食堂は東旭川にあるマクロビオティックを楽しむお店。

雰囲気のある店内に、作り手こだわりの食べ物があります。

僕の作品も置いていただけることになりました。

つなぎや



10月の作品3

2012-11-12 22:42:48 | 手彫り
 

ニレの小さいスプーン。

一つの木でも、こんなに印象が違ってくる。

右端のスプーンは緑や紫色もでている。


 

こちらはニレの中さじ、スープスプーン。




パンスプーン。

船のパドルのようだ。

ジャムもすくえ、バターやクリームチーズなんかも塗れるように作ってみました。




タモのコーヒースプーン7g。




エンジュのコーヒースプーン7g。


10月の作品2

2012-11-08 23:15:20 | 手彫り
 

ニレの大スプーン。

大きくて口には入らないサイズ。

料理を取り分けるのにいいかも。


 

エンジュのコーヒースプーン7g用。

これは前にイベントで出店した時に実演で作っていた物です。

作っている途中から人気がありました。


 


コーヒー屋さんからのご注文。エンジュのコーヒースプーン7g&10gタイプ。


  

ほかには、ホウの木、ニレの小スプーン。

ご注文のカエデの小さいおたま。