トンサンの隠居部屋

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44年前の加湿器は、修理できなかった。

2020年12月03日 19時55分29秒 | 工作

12月3日(木) 曇り

今日の修理できなかった品   超音波加湿器


電源は入るが、霧が出てこない。


原因を調べてみよう。
ボディ後ろ側に回路図があった。


風は出てくるので、壊れているところは超音波で水を振動させるところ。
なぜ超音波振動子が動かないのか?


底蓋を取ると、こんな感じ。



水を入れると浮き子が浮く。水が無くなると浮き子が沈む。
これで給水ランプをつけたり、超音波振動子の動きを止めているはず。



やっぱり。浮き子には磁石が仕組まれている。
これでリードリレーをON-OFFしているのだろう。



浮き子が入っていた円筒に、何やらついている。



リードリレーが2本ついている。
ひとつは給水ランプのON-OFF、もう一つは超音波振動子のON-OFFをしている。



緑の線が超音波振動子のON-OFFをしている線だ。



解放側が無限大ではなく、350Ωぐらいの抵抗値を持っている。
「給水」ランプ側は解放になる。


リードリレーの動作は異常なさそう。
リードリレーを入れ替えてみるか。



最初の配線の状態。



はんだ付けで線を入れ替えた。



が、リードリレーに関係なく、超音波振動子側が350Ωの抵抗値を持つ。
回路的にそういうインピーダンスになっているのだろう。

給水ランプはOK

超音波振動子が振動しない





超音波振動子は斜めになっている。



あんなに大きなパワートランジスタが付いている。



この回路のどこかが壊れたのか、それとも超音波振動子が斜めになって動かなくなっているのか・・・



電源ランプも給水ランプも、ネオン管だ。


修理できなかった。


霧の出口のノズル部分に、購入日が書いてあった。
1978年。44年前の製品だ。

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