穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

2020.09.22 看板作りワークショップ@水の杜

2020年09月29日 | ┗イベントのご報告(終了分)

「暑さ寒さも彼岸まで」
やっと涼しさを感じられるようになった初秋の一日、河内長野の山中「水の杜」にて、看板作りワークショップに参加してきました。

10年の時を一緒に過ごした、見慣れた、そして古びたこの看板。
とうとうリニューアルの時が来ました。


そろそろ新しい看板が欲しいと思っていた矢先に、こちら「水の杜」を主催されている北野アツコさんが、木工作家さんのページを紹介されていて、そこで見かけた看板が素敵だったのでお声かけさせて頂いたのが、そもそもの発端でした。

するとアツコさんから、河内長野の廃材のなかには素敵なのがたくさんあるから、好きな材を選んで、木工作家のハム君に講師をお願いしてワークショップの形にしようと、思ってもみないお返事が。
そうして、この素敵すぎるワークショップが実現することになったのです。

なにが素敵かというと、何と言っても、まず場所。
こちら「水の杜」は、元製材所をアツコさんが買い取って開かれたところで、滔々と流れる豊かな川のすぐ横にあります。
そしてこの湧水は、水質がすぐれた飲料水としても認められているもの。


場所の様子です。
こんな広いところで、いろんな道具を使って好きな形の看板を作っていくのです。
そりゃあ、楽しいに決まってます!


この倉庫のなかには、たーくさん材木が積まれていて、その中から好きな材を選ばせてもらえるのです。
よく見ると、農具の唐箕もありました。


それから講師のハム君。
公工藝というブランドを主催されています。
初対面でいきなりハム君なんて、馴れ馴れしくてすみません。
この日は、参加される方それぞれからの、本当に様々な要望に対応されていました。
この大型製材機は、危険すぎてハム君しか触れません。


さて、私が使わせてもらったのは、この大きな一枚板。
斜め45度にカットされています。
高級料理屋さんのカウンターか何かかなあと想像しています。


脚を好きな形にカットしてもらったり、植木置き場のパーツを作ったり。
やりたい事を相談しながら、少しずつ形ができていくのが面白い!


途中、ちょっとお散歩に。
水の音を聞きながら、サブローもリラックス。


そしてお昼ご飯。
こちらの豊かな湧水を使って、釜戸でご飯を炊いて頂きました。
それと大鍋でお味噌汁も作ってくれて、これだけでもご馳走なのですが、さらに。


おかず一品持ち寄りで、すごい大ご馳走!


友人の料理家おくのひろみさんも参加していて、甘くないおはぎを作ってきてくれました。
そう言えば、お彼岸だった。


参加された皆さんと一緒のご飯タイム。
皆さんすごく気持ちの良い方で、なんというか、綺麗な水のところには綺麗な人が集まるのだなあと思いました。
ここに居られたことが光栄です。


大きなわんこと小さな女の子は、気が付けば仲良しに。


少しずつ作業を進めて、私はパーツを作るところまでで時間切れとなりました。
お花やリースを飾ってみて、完成イメージを膨らませます。
ものすごく可愛いものができそう!


そうこうする内に夜もとっぷり暮れ、皆さんがそれぞれに作られた看板と一緒に記念撮影。
とてもとても楽しくて、帰るのが名残り惜しいくらいでしたが、私は次の日の準備(尼崎市議会で冒頭陳述)のため、お先に失礼しました。
本当に楽しく幸せな一日を、ありがとうございました!




後日9/26、手伝ってもらって作業の続きをしました。
木材保護のためにエゴマ油を塗り込んだのですが、これが良い香りなんですよ。

それから後ろで支える脚を取り付けてもらいました。


今日は、お花を並べてみました。


あとはネームプレートを取り付けたら完成です。
もうひと息です。



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