穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

なばなのきっかけ

2018年01月04日 | ┗つくったもの

この写真は、なばなを始めるよりも前、和裁のお稽古をしていた頃に作ったものです。
古い着物をほどいて、単衣(ひとえ)と袷(あわせ)、それぞれの縫い方で短着を縫いました。

縫い物のお稽古が終わると、いつもお茶とお菓子を頂いていたのですが、糖尿病の先生には市販のお菓子は甘すぎて、その頃マクロビオティックの勉強に通っていた私がお茶菓子を作るようになりました。
当時は、素朴なクッキーとか、蒸しパンとかが多かったように思います。
それを気に入ってくださった先生が、近くの行きつけの喫茶店に置いてくれるようにご紹介くださって、しばらくして自分でもあちこちのイベントなどで販売するようになりました。
そんな事がきっかけになって、なばなを始めることになりました。
場所も今のところがちょうど空いていましたし。

何がきっかけになるか、分からないものだなあと今でも思います。
なばなを始めたことで、知り合えた方も、再会できた方も、たくさんいらっしゃいます。
居ながらにして、楽しい方が訪れてくださる事も増えてきました。

お正月のお休み中に、先生に頂いたお針袋を久しぶりに開きました。


中は大きな針山になっていて、ふちには小さい道具類が収まるようになっています。
家の中で、大きな裁縫箱を持ち出すまでもないような時、重宝しています。


和裁のお稽古は、今は中断していますが、少しの空き時間にも布には触れていたいと思います。
手元に意識を集中することで、なにか満たされるような感じがします。

お正月だからという訳でもありませんが、少しなばなの事の始まりを振り返ってみました。
今年も、皆さんと穏やかに過ごせますように。


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