穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

新生姜で仕込む「紅しょうが」

2017年11月02日 | ┗簡単レシピ

新生姜といえば、春に出回るのが一般的なイメージですが、実は秋にもフレッシュな生姜が出回るのです。
いつもお世話になっている、オーガニッククロッシングさんが届けてくださいました!
そこで今日は、簡単にできて美味しい紅生姜のつくり方をご案内しますね(^^♪

*まずは、生姜を見てください。
横に輪っかになった筋が見えますね。
この輪っかと垂直になるように、縦にスライスしていきます。
厚さは2mmほどがいいと思います。
あまり薄くすると、仕上がりに生姜の存在感が薄くなってしまいます(←経験済み)


*生姜の重さを計り、その3%の塩を振ります。
(今回は、生姜が175gあったので、塩は5g使いました)
まんべんなく生姜に塩をまぶしたら、重石をかけます。
このとき、ビニール袋の中で塩をまぶしておくと、そのままボールに入れ、その上に水を入れたボールを重ねておくと簡単です。
使い終わったビニール袋は、あとでお掃除などに使いましょう!(^^)!

↓ 重ねます。


*1時間ほど経つと、塩の浸透圧の効果で、生姜から水分が出てきます。
出てきた水分をしっかり絞って、ザルに広げて、数時間~半日ほど陰干しします。

※「浸透圧」について調べようとしていて、面白いサイトに辿りつきました!
塩はやはり、生命に直結してる大切なものなのですね^^

*さて、表面が乾いて、中はまだしっとりしてる状態になりました。
あまりにしっかり乾かしすぎると、仕上がりが固くなります(←経験済み)


*あとは保存容器に入れて、生姜が浸るほどに梅酢を加えます。
容器はガラス製が、色や香りが移りにくくておすすめです。
梅酢は、梅干を漬けてるかたは、ご自宅のものを使ってくださいね。
市販のものは、なばなでも少しお取り扱いしています。


*乾燥した生姜を梅酢に漬けてひと晩ほど経つと、美味しい紅生姜の出来上がり!
このまま、お漬物代わりにしたり、天ぷらも美味しいですよ。


保存は冷蔵庫に入れておくと長持ちしますが、生姜の水分の抜け具合や、保存状態によってはカビが出ることがあります。
不安な場合は、小分けして冷凍保存しておくとよいと思います。
薄く拡げて凍らせておけば、解凍もすぐです。

一般的に市販されている紅生姜は、着色料や保存料などが使われていますが、自分で作るととてもシンプルな材料で安心なうえ、本当に美味しいのです。
そして色も、爽やかで綺麗なピンクになるんです!
ぜひ一度、体験してみてください。
きっと、またリピートしたくなりますよ( ^^) _U~~


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