今週の土曜日、なばな店主の学生時代の同級生である井坂さんと、ひとつ先輩の一橋大学社会学教授多田さんによるトーク&ライブ開催します。
テーマは、「ドラッカー×社会学」✨
「マネジメントの父」といわれる巨人ドラッカーは、思いやりの人でもあったそうです。
ドラッカー学会理事の井坂さんと、社会学教授の多田さんより、当日はどんなお話が聞けるのか、今からとても楽しみです。
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そもそも井坂さんとは、大学の1,2年生のときに同じクラス。
以来、20年余もの時間を経て、facebook上で再会したのでした。
それが、2012年の7月。
学生当時には想像もしていなかった、ネットワーク時代の恩恵です。
ちょうどその頃、吉田麻子さんが主催される志喜彩塾という会に参加していて、そちらで紹介されたのが、ドラッカーの「経営者の条件」という本でした。
麻子先生が言われるには、「経営者の条件というタイトルですが、経営者に限らずだれでも”成果を上げることを目指すひと”へ向けて書かれています」との事でしたので、チャレンジするつもりで読み始めました。
時間管理などの方法は具体的に説明されていて分かりやすかったのですが、後の方にいくとだんだん睡魔が。。💤
その頃、井坂さんがドラッカー関連の本に関わっておられる事、なんとなく聞いたような気もするけどあまり理解できてませんでした(^^ゞ
それから1年ほど経った2013年9月、麻子先生の先生に当たる佐藤等さんの読書会が滋賀県大津市で開催されると知り、私たちドラッカー初心者も参加させて頂くことになりました。
ところが、折からの大雨で土砂崩れがあり、京都で足止めという事態に。
そのとき出会ったのが、長崎から読書会を目指してこられていた鬼塚さんでした。
京都の地下の喫茶室で、足止めの事態をどうしようかと話してるうちに、井坂さんと鬼塚さんが親しくされている事を知りました。
世間って狭かったのですね。
また、その時は、全国からこの方のお話を聞きにたくさんの人が集まってくる佐藤先生って、一体どんな方なんだろうと、不思議な気持ちと共に思いました。
そしてその翌月。
井坂さんが関西出張の際に尼崎まで足を延ばして下さって、20数年ぶりのリアル再会となったのです。
2013年の10月でした。
それから何度か来阪の折に尼崎まで寄って頂き、その頃からだんだんと、ドラッカー関連の本に(他にも)たくさん関わられていることを知ったのです。
2015年9月
2016年11月。
どんどんご著書が増えてますね!
2017年9月には東京でも再会。
とてもお忙しそうな合い間に。少しの時間だけど楽しかったですね!
そして2018年4月、長崎の鬼塚さんがご夫妻で関西に来られた際になばなに立ち寄ってくださって、いつか、井坂さんも交えて尼崎か長崎で会を持ちましょうというお話が立ち上がったのです!
↓私もやってみた、鬼塚さんのキメポーズ!
その5カ月後、井坂さんの新刊、「マネジメント思想の源流と展望」というサブタイトルのついた大著が出版されました。
ものすごく骨太でありながら繊細な物語のよう。
私の言葉では、全くうまい表現がありません。
そしてそれから2カ月後、井坂さんと鬼塚さんが東京でご一緒されているという場からご連絡を頂いて、とうとう今回のトークショーのお話が実現となったのです。
しかも!
井坂さんが親しくされている先輩の多田さんまでお越し頂けることになって、不思議と同時にありがたい気持ちで一杯です。
今年に入ってお正月休みに、ふたたび「経営者の条件」を読みました。
そして後半はやはり睡魔がやってくるのですが(ああ、成長の無さよ。。)、なんとか終章まで辿りついて、ハッとしました。
これは、ドラッカー先生の親切の表れなんじゃないか。
個がきちんと個として立つ力をつける。
そうすることで、民主主義が守られて成熟していく。
全体主義に持ってかれないように、そのために、個の立ちかたを噛み砕いて書かれてるんじゃないか。
社会が守られるように。
パチン!と何かに弾かれたような気持ちで、目が覚めました。
まったく鈍い私ですが、これまでに断片的に読んだり聞いたりしていたお話が、少しずつ自分の中で蓄積してこの理解に届いたような気がします。
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こんな流れで、明後日のトークショーとなりました。
今回は告知前に満席となりましたが、当日の様子は、またシェアさせて頂きますね!
2/2はご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします_(._.)_