穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

2018年 今年も醤油仕込み、始まりました!

2018年05月15日 | ┗尼崎しょうゆ部

能勢の農家、けせら畑の松岡さんの呼びかけで、自家製醤油の仕込みに参加させて頂いて、二年目。
さる5/13日、大雨の日曜日に今年の仕込みがスタートしました。

場所は篠山市にある、廃校になった小学校。
能勢、猪名川、三田、そして尼崎の4グループが一同に会して、合同で仕込みます。

去年も同じ4地域でほぼ同時にスタートしたのですが、その仕上がりはそれぞれに色も香りもまったく違っていて。
人間の意図とは離れたところにあるたくさんの条件が影響して、それぞれの個性になっていくようです。
今年は、どんな風に育っていくのでしょうか。

↓ 去年のそれぞれの樽で育てたもろみ。この後の搾りの様子は、コチラをご覧ください。


さて、まずは絞り師の松岡さんよりご挨拶。
今年はいよいよ、自前の搾り船を手に入れられるとか。
「自分たちの醤油」がさらに広がりますね!

私たちが参加させて頂いている醤油仕込みの方法は、長野県の萩原さんという明治40年代生まれの方が、試行錯誤の上に開発された「お日さま醤油」というものです。
萩原さんが、どのようにその方法を開発されたのか、その想いがどんな風にお弟子さん方に受け継がれていったのか、DVDを見せて頂きました。


その後は、各地域ごとに分かれて、醤油麹と塩をすり合わせていきます。
「塩切り」という工程です。


「手がすべすべになって、気持ちいいねー」
「顔にもすり込みたいねー」
なんて言いながら(笑)

塩切りした麹は、この後、各お世話場所に持ち帰り、分量の水を加えてもろみ仕込みがスタートしました。


この樽のなかに、たくさんの人と生物と自然環境のご縁が織り込まれています。
今年も、美味しい醤油に育ちますように。



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