穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

『作って話そう、カンボジアのこと』終了しました。

2018年05月22日 | ┗イベントのご報告(終了分)

昨日は、カンボジア在住の友人で、cotonoha-cambodiaの前原とよみさんによる講座
カンボジアの簡単なお菓子を作って、現地の写真見ながらお話聞こうという気軽な集まりでしたが、午前午後ともにたくさんの方にお越し頂きました。

今回の一時帰国にともなって、カンボジアから持ち帰ってくれたココナッツ。
植物検疫もOKだそうです。


砂糖ヤシから取れるヤシ砂糖。
黒糖が少しあっさりしたような、素朴でコクのある味わいです。
土産物店などでは、堅牢度を高めるために白砂糖を混ぜていることが多いそうですが、こちらは純粋なヤシ砂糖なので、形が崩れやすいそうです。
小さな欠片にカットして、お団子に包みました。

さて、とっても堅ーいココナッツ。
現地では、大きな中華包丁やナタで簡単に割ってるそうですが、うちには道具がありません。。
思いついてノコギリを使いました。


殻に割れ目を入れて、器に取ったココナツジュースは、ほのかに甘くてさっぱりしてて。
暑い時に飲むと、身体に沁みわたりそうです。
南インド在住の方が、現地では、具合が悪いとココナツジュースを勧められると話されていたことを思い出しました。
ミネラルと水分補給の意味があるのかなと想像しています。


半分に割ってジュースを取り出したココナツは、中の果肉を使います。
瓶の蓋を木片に打ち付けた、簡単な道具を使いました。
以前はこの道具も市場で売られてたそうですが、こちらは前原さんの手作り。


器に使うバナナの葉っぱは、直系15cmほどの円形にカットして、お湯に漬けて柔らかくします。
こちらは、大阪のタイ食材店で購入しました。


ここまでで、準備完了。
あとは、参加された皆さんとご一緒に。
白玉粉をこねて、ヤシ砂糖を包んで茹でる。
そして、バナナの葉っぱで作った器に盛り付け、削ったココナツをトッピングすれば完成です。

器を作ってるところ。なかなか難しいです(^^ゞ


それぞれの器に、茹でたお団子を盛り付けました。


ココナツをトッピングしたらテーブルへ。
素朴で美味しいおやつの完成です。

※グラスの赤い飲み物は、現地で日本人女性が作っているDemeterというブランドのハーブティーです。
ハイビスカスとベールフルーツ、シナモンのブレンド。
代表の西口さんには、なばなにも以前お越しいただきました^^

さて、皆さんテーブルに着かれましたね。


ここからは、現地の写真を見ながら、様々なジャンルのお話が続きました。




現地のお正月の様子、お祭、食べ物、オーガニック認証、恋愛、医療、ボランティア。。
午前・午後ともに、カンボジア出身の女性も参加されていたので、また思うことを教えてもらったり。
明るく面白い面だけではないですが、まちがいなく魅力的な人たち。
私も早く訪れてみたいと、本当に思います。
そして、前原さんの愛する現地マーケットで食材も見せてもらいたいし、伝統食のことも教えてほしい。




カンボジアの今の様子は日本の戦後に似ていて、生活スタイルが急速に欧米化しているそうです。
現地フリーペーパーを見せて頂きましたが、とてもお洒落で都会的。


お土産に頂いたクロマー。
クロマーとは、日本の手ぬぐいのような伝統的な万能布ですが、こちらは日本人女性がマネジメントしているKRAMA YUYU というメーカーのもの。
品質が安定していて洗練されています。


雑貨店のショッピングバッグは、現地の新聞「クメールタイムス」で出来ていました。


その一方、今回教えていただいた「ノンプライアイ」や、他にも干しバナナのおやつなど、素朴なものもたくさんあります。


他にもまだまだ素敵なものがありそうです。
カンボジアを訪れた際には、自分なりの宝探しをしてみたいと思います。


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