穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

役立つことは、犬の喜び?

2012年05月01日 | ★Dog's Life

毎年、この季節になると、北六甲の川辺に、野草を摘みに出かけます。

草むらを覗きながら、上流に向かって歩いているうちに、友人とずい分と離れたことに気付きます。背の高い草に隠れてよく見えませんが、間には小川の支流が流れていたりします。
こんな時こそ、サブローの出番です!


背中のハーネスに、ビニール袋や何やらくくりつけ、深い草の中を駆け抜け、ジャボジャボと小川を渡り(泥だらけになって)、友人と私の間を行ったり来たり。
にわかメッセンジャーとして活躍するのです。


(↑この流れを、ジャボジャボと渡ってきます。)

その様子は、ただ自由に遊んでいるときよりもはるかに嬉しそうで、犬ながら、人の役に立っていることを理解していて、それを喜んでるようにも見えます。

これは、あながち気のせいでもなさそう。
というのも、原始時代から続く犬と人との関わりでは、お互いに助け合って長い年月を生き延びてきたという歴史があるそうなのです。

定住を始めた人間が、外敵が近づくと吠える犬の習性を利用して家畜化していったのだと、子供向けの動物本で読んだような、遠い記憶があります←正しいのかな?
その頃から犬は、吠えて外敵の存在を知らせ、役に立つことで、食べ物の分け前にあずかっていたのだとか。「役に立つこと≒生き延びること」という時代が長く続いたのだったら、役に立つことが喜びとして感じられるのも理解できます。人も犬も社会的な動物ですから、その点は同じ感覚を共有できそうです。

現在でも、家に人が近づくと犬が吠え、その事を「無駄吠え」として問題視されることがありますが、犬にとってはお仕事してるのになぁ~、と、ちょっと寂しい気持ちかも知れないです。
あんまりひどく吠える場合は、ストレスが溜まってるなど、他の原因があるのかも知れませんが、いくらか吠えるという場合は、「分かったよ、ありがとね」と犬の労をねぎらってあげられたらいいな、と思います。



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2 コメント

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Unknown (ヒメコのママ)
2012-06-01 13:32:48
久々にのぞきにきました^^

サブちゃんともども元気そうで何よりです!
サブちゃんはもう6才ぐらいかな?

うちのヒメコも今年10才に。
おばちゃん犬まっしぐらだけど、めっちゃ元気だよ~

近いうちにまたランチ食べに行くね~♪



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お久しぶり! (ことり)
2012-06-01 22:28:33
ヒメコのママさん!
お元気ですか?

サブローは、あと2週間で6才です。
また、オシャベリしに来てくださ~い
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