[2021年8月5日 更新]
昨日に続き、都立入試理科の傾向を見ていく。
今回は「光の屈折」
これも都立入試では何度も出されている単元だ。
過去10年間で「光の屈折」が出題されたのは
2020年度 大問2
2019年度 大問1
2017年度 大問2
最近はよく出ている。2021年度は出ていないので、2022年度に出る可能性はあるね。
2017年度の前に出たのは2010年度なので、しばらく間があった。
◆入射角、屈折角の関係は覚えなくていい
光が空気中→水中に進む場合と、水中→空気中に進む場合では入射角と屈折角の大きさの大小が逆になる。
だから「空気中の方が水中よりも角が大きくなる」とだけ覚えておけばいい。
そうすれば都立入試は楽勝である。
◆実際の問題を解いてみる
参照:都教育委員会HP
これは2017年度の都立入試。
図4がほぼ答えともいえるヒントになっている。この矢印を図5に当てはめれば、Yから境界面までの直線をそのまま延長すれば点Bとぶつかることが分かろう。
もちろん答えは「イ」だ。
これは学校のワークに載っているレベルの問題だ。特に難しくはない。
だが正答率は46.8%と低い。正しい受験勉強をしておらず「何となく」でやってきたんだろうね。もったいない。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。