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都立高校入試理科の法則<2> 大問1に傾向あり

[2022年6月17日 更新]
都立入試では4択問題が多い。

◆大問1の四択にも傾向が!?
都立入試の理科は6つの大問で構成されている。

大問1 小問 5~7問
大問2 小問 4問
大問3 地学分野
大問4 生物分野
大問5 化学分野
大問6 物理分野

出題傾向については別記事でお話しする。
今回はアイウエの記号について、傾向を見ていこう。

◆1問目で「ア」は出ない

2021年度の4問目(黄色背景の2つ)は完答で得点がもらえる問題。

過去12年間の大問1、何の記号が答えだったかを並べた。
2016年度入試までは6問。2017年度からは7問構成になっている。
ただし2020年度は5問。代わりに大問2から大問6が各4問ずつになっている。

ここから見つけられる規則性は、
他の科目でも1問目には「ア」は出にくいが、理科は過去12年で一度も「ア」は出ていない
逆に2問目は12回中6回が「ア」である。

同じ記号が2問続くことはほぼない。2019年、2010年の2回だけである。

全6問または全7問の中に、アイウエは最低でも1回ずつは出る。

あくまで規則性。
とは言え、知っていて損はしまい。

◆最も多く出る記号は
過去12年で出た記号の割合は、
 ア 24.0%
 イ 25.3%
 ウ 25.3%
 エ 25.3%

なんとほぼ同じ。
他の科目のように「迷ったらウ」が通用しない。

とはいえ、都立理科の大問1は基本問題ばかり。
規則性は最後の手段とし、実力で全問正解を狙うべきだ。

2022年6月17日加筆
2022年度は
イ、ア、エ、ウ、エ


1問目は「ア」でないことが続いている。
過去13回のうち7回は、2問目が「ア」である。

同じ記号が2問続かない。アイウエは最低でも1回ずつは出る。という傾向は継続している。

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