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数学 自校作成問題 問題数と得点配分

都立高校入試では、問題が2種類ある。
自校作成問題と共通問題だ。

自校作成問題はその名の通り、各高校が入試問題を自作する。
2021年度入試では以下の予定。

<国数英の3教科が自校作成>
日比谷高校
戸山高校
青山高校
西高校
八王子東高校
立川高校
国立高校
新宿高校
墨田川高校
国分寺高校


<英のみ自校作成>
国際高校

大泉、白鴎、両国は他の都立高校と同じく5教科とも共通問題を利用する。
(昨年度まではグループ作成問題といい、共通問題とは異なっていた)

今回はその中でも進学指導重点校7校。
その数学の得点配分について見ていこう。


◆数学は1問の得点が大きい

共通問題の数学は例年19問。1問あたり5~7点である。
一方の自校作成問題は、
・大問1の計算や角度などの基本問題は5点
・証明や、計算の過程を書かせる問題は10~12点

となっている。


問題構成も
大問1 基本問題
大問2 関数
大問3 平面図形
大問4 空間図形


がオーソドックスな出題パターン。
空間図形は柱体か錐体。球はまず出ない。
ただし国立(くにたち)高校は空間図形に円をからめた問題がお好みらしい。
(上が2018年度入試、下が2019年度入試)




一方、西高校のように大問4で空間図形を出さないパターンもある。

自校作成問題とは言え、問題の難度や傾向は違う。
数学に限らず英語も国語も。
少なくとも2018~2020年度の過去問題は必ず見ておくこと。

解くのはまだ先でいい。
数学の過去問は「三平方の定理」を終えていなければまず解けない。

国語なら、難しいけどもう解くことも可能。


まず見てごらん。
そうすれば、来年2/21までにどのレベルに到達すればいいのかが分かる。
自校作成校も過去問を買うなら「スニーカーの表紙」のもの一択。


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