[2021年4月19日 更新]
※今回は塾を運営している方、塾に勤めている方向け内容です。
「ゆでガエル」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
いきなり熱湯にカエルを入れたら、びっくりして飛び跳ねて脱出する。しかし、ぬるい水に入れてから少しずつ熱すると変化に気づかず、熱さを感じたときには飛び出すことができずゆで上がってしまう。
緩やかな変化は感じ取りにくく、気づいたときには手遅れになっているということを表現している。
(ただしこれはレトリックである。実際は熱湯に入れた途端に死んでしまうし、ぬるい水に入れてたら途中で飛び出すようだ)
塾に長い期間いると、じわじわと色褪せや汚れが進んでいることに気づきにくい。
お客さんはその汚れた状態の塾に来て、塾に入るかどうかを決めるのである。
もちろん汚い塾は選ばれにくいだろう。
◆その塾はキレイですか
以下は私の経験則。色んな塾を見てきたが
キレイでないが生徒が集まっている塾は存在する。
だが生徒の集まらない塾はおしなべてキレイではない。
コンビニのセブンイレブンは、「品揃え」「鮮度管理」「クリンリネス」「フレンドリーサービス」をお店の基本4原則としている。
「クリンリネス」とは「清潔であること」を意味する。
セブンイレブンに限らず、コンビニやその他のチェーン店は明るく清潔なイメージがあるだろう。その方がお客さんがお店に入りやすからだ。大企業はそう考えている。
ではアナタの小さな塾はどうか。
地域でいちばんきれいな塾と胸を張って言える?
言えないのなら、生徒が集まらないのは道理に合っている。
◆まずはこの3つ
相似のやりかたなどは、そういうサイトを探せばいくらでも見つかる。
塾として優先順位をつければ、次の3つは1日でできる。
1. ガラス、鏡をきれいにする
2. トイレをピカピカに
3. 段ボールを捨てる
ガラスや鏡は汚れが目立つ。
特に塾に入るドアガラスは来訪者がベタベタ触るので脂が付く。そこに砂ぼこりが付着するので毎日でも拭かないと汚くなる。通りがかりの人にマイナスの広告を出し続けるようなものだ。最優先。
トイレは今さら言うまでもない。
トイレが汚い店に行きたいと思う?受験生ともなると1日に2回3回と利用することになる。キレイなのが当たり前。特に壁に水アカや小便が飛び散って悪臭の原因になる。
小便器があるならこれがお薦め。うちの塾で使っている。
カラーの芳香ボールを昔は使っていたが、ニオイが混じるだけなのでもう使っていない。
段ボールは見た目が悪い。整とんされていないイメージを持たれる。
玄関から本棚の上の段ボールを見たら、一発で整とんされない塾だと思う。
お客さんの見えるところには絶対に置かない。
こまめに捨てる。
階段とか廊下とか、お客さんが見える位置にゴミを置いてあるのもNG。見てもらいたい?
◆今日やる
塾業界では春休み明けから5月は比較的ヒマになる。
連休前に掃除しておこう。連休明けにお客さんが喜んでくれるよ。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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