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自校作成問題の大問1

[2020年8月11日 更新]
進学指導重点校と言えども、すべての問題が難しいわけではない。
とりわけ数学の大問1では「難しくて解けない」というものは少ないはずだ。

とは言え傾向や問題のレベルを事前に知っているのと知らないのとでは雲泥の差である。
こんなのは過去問を見れば分かるのだが、進学指導重点校を受けない皆さんにも知ってもらうためにご紹介する。

◆連立方程式、2次方程式、平方根の計算が多い
過去問から3年分を洗い出した。
2017年度まではグループ作成問題だったので、2018年度から2020年度の3年分である。


戸山と八王子東は連立方程式と2次方程式どちらも出題される。
国立、立川は連立方程式が出る。

日比谷は2018年度は2次方程式だが、2019~2020年度は因数分解が出ている。

中学校の教科書レベルではまず解けない。
が、(x-3)というカタマリを見つけられれば解けるだろう。

因数分解は平方根の計算や連立方程式とは違い、時間をかければ解けるものではない。
だから面白い。
高校数学の因数分解はもっと面白いので、中学生のキミは楽しみにしてほしい。


◆他校の過去問題もやってみよう
傾向はやや違うが、自校作成問題の連立方程式も2次方程式も難度はいずれも高い。
志望校だけでなく、他の自校作成校の問題に挑戦してみるといい。
その際は「より速く解く」ことを意識しよう。

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