[2022年3月14日 更新]
4年前から、分割後期・二次募集(以下、2次)の入試問題も都教育委員会のサイトで公開されるようになった。
これにより数学では、出題内容に法則があることに気づく。
何が出題されたかを、一般入試→2次の順で記す。
◆大問3
2022年度 二次関数→一次関数
2021年度 一次関数→二次関数
2020年度 二次関数→一次関数
2019年度 一次関数→二次関数
2018年度 二次関数→一次関数
いちばん分かりやすい。
二次関数が出た後の2次は絶対に一次関数。逆も同じ。
なお一般入試だけ見ても、基本的には一次関数と二次関数が交互に出る。
一般入試で一次関数が2年連続で出たことはない。以前の出題を見たければ、過去記事を読まれたい。
<過去記事:都立高校入試数学の法則<8> 関数問題の1問目は何が出る>
◆大問4(証明問題)
2022年度 合同→相似
2021年度 二等辺三角形→相似
2020年度 合同→相似
2019年度 相似→合同
2018年度 合同→相似
2021年度は想定外だったが、それ以外は合同と相似が互い違いに出題される。
おそらく2023年度は一般入試で相似の証明が出る。
◆ 大問5
2022年度 正四角柱→正四角すい
2021年度 三角柱→正四面体
2020年度 四角柱→四角すい
2019年度 三角すい→三角柱
2018年度 三角柱→四角すい
大問5の空間図形も、柱体と錐体が互い違いに出題される。
2023年度一般入試では三角すいか四角すいが出るだろう。
◆傾向はあるが、全て解くつもりでいよう
上記のような傾向はあるが、模試の対策を考えたらどの単元もできるようにしておくべきだ。
都立に入る! ツイッター 役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。