[2020年5月27日 更新]
都立高校には定員がある。
正確には「募集人員」という。
東京都の中学3年生の数に応じて、毎年都立高校全体の定員が決まる。
例えば令和2年度(2020年度)の高校入学定員は
・進学率を95.0%とする
・都立高校:私立高校の按分比を 59.6:40.4 とする
と定めている。
参照:都教育委員会HP
いつからこの比になったのかは不明だが、15年前は確かにこの数字だった。
また学校ごとの定員は都教委が決める。高校が独自に決めることはできない。
なお島しょの都立高校は島民全員が合格できる定員になっている。
(大島海洋国際は別)
定員が多ければ合格者も多くなる。
一方、受験者数は必ずしも定員とリンクしない。
定員が少ないが受験者が多い高校もある。逆もある。
その学校は当然、入試の実倍率(受験者数/合格者数)は高くなる
◆受験生が集まる学校
2020年度一般入試で、受験生が多かった都立高校を集計した。
・単位制を除く全日制普通科
・男女別
・男女それぞれ200名を超えた学校のみ
左の数字が2020年度の受験数、右は2019年度だ。
男子
戸山 258 268
青山 256 247
小岩 241 256
上野 240 217
江戸川 235 243
城東 228 221
豊多摩 221 236
日比谷 213 258
西 211 191
石神井 203 198
立川 211 200
狛江 205 219
女子
青山 255 235
文京 229 234
戸山 228 223
小岩 225 282
上野 222 226
江戸川 221 194
三田 219 179
日比谷 212 223
向丘 210 204
城東 208 196
西 207 172
小山台 207 217
豊島 206 166
狛江 209 206
立川 207 183
昭和 202 192
◆男子は区部・上位校に集中
7つの進学指導重点校のうち、八王子東、国立(くにたち)を除く5校がランクイン。
12校のうち10校が区部である。
なお雪谷・江北の2校は200名だった。
いずれの高校も高い人気を毎年維持している。
小岩、江戸川、城東も安定して多い。
ランク外の小松川、男子は今年185で昨年192。女子は今年168で昨年154。
女子は低くはないが高くもない。お得です。
◆女子も区部が多い
16校のうち13校が区部である。
大きく伸びたのが三田と豊島。2019年→2020年度で40人も増えている。
逆に小岩は57人も減った。とはいえ225人も受験生を集めているのだから人気はある。
男子は2012年度、女子は2013年度入試以降ずっと200名以上も集め続けている。
正確には「募集人員」という。
東京都の中学3年生の数に応じて、毎年都立高校全体の定員が決まる。
例えば令和2年度(2020年度)の高校入学定員は
・進学率を95.0%とする
・都立高校:私立高校の按分比を 59.6:40.4 とする
と定めている。
参照:都教育委員会HP
いつからこの比になったのかは不明だが、15年前は確かにこの数字だった。
また学校ごとの定員は都教委が決める。高校が独自に決めることはできない。
なお島しょの都立高校は島民全員が合格できる定員になっている。
(大島海洋国際は別)
定員が多ければ合格者も多くなる。
一方、受験者数は必ずしも定員とリンクしない。
定員が少ないが受験者が多い高校もある。逆もある。
その学校は当然、入試の実倍率(受験者数/合格者数)は高くなる
◆受験生が集まる学校
2020年度一般入試で、受験生が多かった都立高校を集計した。
・単位制を除く全日制普通科
・男女別
・男女それぞれ200名を超えた学校のみ
左の数字が2020年度の受験数、右は2019年度だ。
男子
戸山 258 268
青山 256 247
小岩 241 256
上野 240 217
江戸川 235 243
城東 228 221
豊多摩 221 236
日比谷 213 258
西 211 191
石神井 203 198
立川 211 200
狛江 205 219
女子
青山 255 235
文京 229 234
戸山 228 223
小岩 225 282
上野 222 226
江戸川 221 194
三田 219 179
日比谷 212 223
向丘 210 204
城東 208 196
西 207 172
小山台 207 217
豊島 206 166
狛江 209 206
立川 207 183
昭和 202 192
◆男子は区部・上位校に集中
7つの進学指導重点校のうち、八王子東、国立(くにたち)を除く5校がランクイン。
12校のうち10校が区部である。
なお雪谷・江北の2校は200名だった。
いずれの高校も高い人気を毎年維持している。
小岩、江戸川、城東も安定して多い。
ランク外の小松川、男子は今年185で昨年192。女子は今年168で昨年154。
女子は低くはないが高くもない。お得です。
◆女子も区部が多い
16校のうち13校が区部である。
大きく伸びたのが三田と豊島。2019年→2020年度で40人も増えている。
逆に小岩は57人も減った。とはいえ225人も受験生を集めているのだから人気はある。
男子は2012年度、女子は2013年度入試以降ずっと200名以上も集め続けている。
男子と違い、上位校ではない高校も目立つ。豊島、向丘は女子人気が高いね。(今日のブログの写真は工事中の豊島高校)
相変わらず向丘は女子人気が高い。
本当に教えてほしい。なぜ向丘高校を選ぶのか。マジでわからない。
男女とも200名を超えたのは日比谷、戸山、青山、西、上野、城東、小岩、江戸川、立川、狛江の10校。
青山高校は(私がデータを持っている)2008年度以降、ずっと男女それぞれ200名以上の受験生を集めている。
◆受験生が多い=いい学校か
都立高校に限定すれば、たいていの場合「Yes」である。
学校説明会や体験授業でいい学校だと感じたから受験するはず。
とりわけ
今回出た学校だと狛江高校だろうか。神奈川との県境、多摩川近くにあるのだがめっぽう人気がある。
ツイッターの更新頻度の高さもポイントなのかもね。
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