都立に入る!

中3が塾に行くなら、今すぐに

[2020年6月22日 更新]
今回は塾で教えている者の立場で話しますね。

結論から言うと、塾には早くから通い始めた方がいい。
中3より中2。
中2より中1。
以前ツイッターでもこんなことを書いた。


今回は「なぜ早く塾に通い始めた方がいいのか」をお伝えする。

◆勉強で結果を出す方法は「正しい努力をする」こと
予備校講師の林修さんの言葉は忘れられない。
正しい場所で、正しい方向で、充分な量をなされた努力は報われる。 

日本人の多くが「努力は素晴らしい」や「努力は必ず報われる」と考えているのではないだろうか。
何も考えず、時間を費やせば努力したと考えるのは間違っている。

例えば野球部のピッチャーでレギュラーになりたければ、そのチームで必要とされているピッチャーである必要がある。
ただ毎日ダッシュや筋トレをひたすら続けていても勝てるピッチャーとしての能力が磨かれるわけではない。

もっと分かりやすく言えば、数学のテストで90点を取りたいのに毎日ダッシュや筋トレを続ける努力をする。これはムダだと誰でも理解できるだろう。

何が必要なのかを見つけ、それを必要な量だけ実行するのが正しい努力である。

◆ムダな勉強していませんか
塾講師は勉強方法を知るプロでもある。
どうすればテストでいい点を取れるようになるかが分かっている。だったらそのプロの言葉に従ってやってみるのが最も手っ取り早い。
もちろん自分で試行錯誤して「自分なりの勉強方法」を見つけるという手段もありだが、私は反対だ。

まずは先人の知恵を借りて真似してみる。
その上で自分なりのアレンジを加える。
これが正しい順序。

自分で試行錯誤して悩んで考え抜ける麒麟児は、区立中学生はまずいない。
そういう子は小学校時代に頭角を現し、中学受験に挑んでいるからだ。
区立中には来ない。

中学生は忙しい。
学校の宿題、部活動、習い事や塾だけで一日が終わってしまう。
限りある時間を有効に使うために、正しい勉強方法を教えてくれる塾に通ってほしい。

◆中3では手遅れ
厳しい言い方だが、塾が必要なのに行くことをためらってやっと中3の夏から塾に行くのは手遅れだ。

虫歯だと気付いているのに2年も3年も放置してきたのと一緒。
だが行かないよりは、今からでもいい塾に行った方がずっとマシ。ただし塾が受け入れてくれるかどうかは運しだい。
人気と実力のある塾は生徒を選べる立場なので、しょうもない子はきっと門前払いだろう。
「塾に入れてもらいたい」という熱意と態度で、塾に問い合わせてみた方がいい。

逆にいつでも誰でもウェルカムな塾もある。
なぜそんな塾があるのか。理由はちょっと考えれば分かるだろうからここでは言わない。

◆急げ
塾探しするなら、今週中に動き始めてほしい。
7月に入ったらでは遅すぎる。いい塾は毎日どんどん席が埋まっているから。


このブログでも私が塾で教えていることは伝えている。
都立高校入試程度なら、このブログの通りにやっていれば進学指導推進校なら余裕で受かる。

私が信用できる奴かどうかは分からないだろうから、信じたい人だけ信じて実行に移してください。

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