[2022年9月12日 更新]
都立高校一般受験を考えている場合、都内の区立中に通う受験生は、英語のスピーキングテスト(ESAT-J)を受けなければならない。
では私立中学校に通っているが、都立高校を受けたい子はどうなるのか。
結論から言うと「ESAT-Jは受けなくてもいい。ただし希望すれば受ける子とは可能」である。
◆都教委が発表
2022年9月8日、以下の発表があった。
- ESAT-Jは都内公立中学校の生徒を対象とした到達度テストであり、国私立中学校に在籍する生徒は、原則受験対象となりません。
- 国私立中学校に在籍する生徒で、ESAT-Jを受験していない生徒は、不利にならないように措置します。
- 都内国私立中学校に在籍する第3学年生徒及び東京都在住の都外国私立中学校に在籍する第3学年生徒で、ESAT-Jの結果を都立高校入学者選抜に活用したい等、必要な場合は受験を可能とします。
参照:都教育委員会HP
つまり、私立・国立(こくりつ)中学校に通っている受験生は、ESAT-Jは受けなくてもいいが受けることも可能ということ。
受けなかった場合はどうなるか。
英語の筆記試験を受け、その点数を取った他の受験生のESAT-Jのスコアと同等で採点される。
詳細は過去記事にまとめている。
<過去記事:2023年度 スピーキングテストのしくみ<2>>
スピーキングに自信があるならともかく、手間をかけて受ける必要はないと私は考える。
その分、ペーパーテストのための勉強をした方がいい。
私立中の生徒はそれが許されるのだから、遠慮なくその権利を行使したらいい。
区立中の生徒にとってはうらやましいことだ。
都立に入る! ツイッター 役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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