[2023年5月31日 更新]
旧第2学区の駒場高校は、普通科と保健体育科を有する進学指導特別推進校だ。
都立高校で保健体育科があるのは駒場だけ。他は体育科がある野津田高校のみ。
なお保健体育科の一般入試は
・国数英3教科の筆記試験(600点)
・スピーキングテスト(20点)
・調査書点(400点)
・実技(300点)
の総合得点で合否を決める。
普通科は5教科の筆記試験であり、実技検査はない。
普通科と保健体育科は検査内容が異なる。
よって両方とも受けるということはできない。
2023年度の実技検査詳細は、以下をご覧いただきたい。
◆普通科の倍率は落ち着いてきた
過去7年度の一般入試実倍率を見てみる。
普通科
2023年度 1.47倍 受験377 / 合格256
2022年度 1.27倍 受験285 / 合格225
2021年度 1.80倍 受験406 / 合格225
2020年度 1.43倍 受験322 / 合格225
2019年度 1.39倍 受験314 / 合格226
2018年度 1.63倍 受験369 / 合格226
2017年度 1.74倍 受験396 / 合格227
平均1.53倍
保健体育科
2023年度 1.60倍 受験48 / 合格30
2022年度 1.30倍 受験39 / 合格30
2021年度 1.27倍 受験38 / 合格30
2020年度 1.47倍 受験44 / 合格30
2019年度 1.60倍 受験48 / 合格30
2018年度 1.67倍 受験50 / 合格30
2017年度 1.63倍 受験49 / 合格30
平均1.50倍
平均すると、実倍率は普通科・保健体育科で違いはない。
普通科は2023年度に定員を1クラス増やした。
結果、実倍率は1.47倍と落ち着いたが、受験者が減ったわけではない。
2024年度に1クラス減となれば、高倍率は必至。
保健体育科、合格者はたいてい女子の方が多い。
2018年度は男子20、女子10と例外的に男子合格者が多かった。
この年、受検者も男子34、女子16と男子が多かったのが原因。
◆保健体育科 レベル高い
駒場の保健体育科を「専門学科だから勉強レベルは低い」と考えると痛い目を見る。
推薦で受かりたいなら、通知表はオール4以上。
一般で受かりたいなら偏差値50以上は欲しい。合格するだけならできるだろうが、入学後にレベルの高い周りの生徒についていけないのは辛い。
学力面で厳しいなら野津田高校の体育科がいい。偏差値40あれば最上位層に入れるだろう。
2022,2023年度は定員割れだったので入学するのも易しい。
高校卒業後3割程度は4年制大学に進んでいる。
都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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