前回に続き、女子人気の高い都立高校の男女別合格数を見ていく。
今回は目黒高校。都立中堅校なのに珍しく一般入試合格の辞退率が高い(例年1%前後)高校だ。
◆女子が圧勝
過去17年間の一般入試募集人員→合格者数を男女別に見ていく。
2013~2015年度は男女別定員制の緩和がなかったので除外した。
男子
2022年度 99→99
2021年度 99→90
2020年度 99→90
2019年度 100→90
2018年度 99→90
2017年度 116→105
2016年度 100→90
2012年度 100→91
2011年度 100→90
2010年度 117→106
2009年度 100→90
2008年度 100→105
2007年度 100→90
2006年度 99→90
女子
2022年度 92→97
2021年度 92→106
2020年度 92→106
2019年度 91→104
2018年度 92→104
2017年度 107→121
2016年度 91→105
2012年度 90→104
2011年度 91→107
2010年度 105→123
2009年度 90→106
2008年度 91→94
2007年度 91→108
2006年度 92→108
女子はすべての年度で募集人員以上の合格者を出している。
一方の男子は、募集人員以上の合格を出したのは2008年度のみ。今春2022年度はかろうじて募集人員と同数の合格を確保した。その2年を除くと女子に圧倒されているのが数字で分かるだろう。
2023年度の一般入試では、男女別定員制の緩和枠が10%から20%に広がる。
これにより恩恵を受けるのは合格ラインぎりぎりの女子だろう。
そのしわ寄せは、ぎりぎりで合格できそうな男子。
目黒高校を受ける男子と女子とでは調査書点(内申点)が全然違う。もちろん女子の方が上だ。
男子諸君はこのことを踏まえて、志望校を決めて欲しい。
目黒高校を受けるのなら、ぎりぎりで滑り込もうとは思わないことだ。
次回も、別の都立高校の男女別合格者数の推移を見ていく。山手線内の人気校だ。
都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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