今日は日本各地で熊による被害のニュースが報道された。
「NHKニュースウォッチ9」では、熊の被害はその生息地である山の木の実や動植物の生態系の変化も一因ではないかと思われるとし、水田・畑や整備された森林で構成される「里山」の重要性が改めて認識されていることに触れ、各地の活動を紹介していた。
併せて、今、名古屋で開催されているCOP10で、自然を利用し、人が自然と共生する環境の「里山(Satoyama)」での生物の多様性やをどう守るかを話し合われており、世界の問題となっていることが報道された。
それにしても、外国人へのインタビューでは、「Satoyama」が連発されており、「里山(Satoyama)」が、世界共通語になっているのは知らなかった。
ところで、農商工の研修での話であるが、里山へも観光する「農村観光」は海外では昔から存在しており、イギリスでは盛んなようである。「農村観光」は英語で何というのであろうか?
イギリス人は、家を買ったら何年もかけ、それに手を入れて価値を上げて行く。売れば買った時より価格が上がるようにしているという話を聞いた。庭なども、何年もかけ、根気良く手入れをしてつくりあげる。
いくら聞いても、テレビで見てもイメージが湧きにくい一体、どんな様子なのか見に行きたいものである。
日本の里山もきれい