「夢遊館」館長 茂木さんのお話から
補足説明は⇒こちら
近江国の勢多駅(せたのうまや)を起点として東国に向かう東への山の道東山道
美濃の国の坂本駅からの最大の難所といわれた神坂峠を越えて信濃の阿智駅に通じ東信濃路へ
松本保福寺 浦野駅 亘駅 清水駅 長倉駅 入山峠を越えて上野国へと東山道が総駅八十六駅
信濃では十五駅で伝馬総数六十五疋である。
官道について 東山道は、近江・美濃・飛騨・信濃・上野・下野・陸奥・出羽の八国に属する地域の総称でもあった。 古代律令国家は、地方諸国を統治するうえで、中央と諸国の国府を最短距離で結ぶ七つの官道を整備した。 この七道は、西海道・山陽道・山陰道・南海道・東海道と東山道で、これらは官道であるとともに、その一つ一つが行政区画でもあった。 こうした官道には、駅(うまや)が設けられた。「養老令」によると、官道には原則として三十里(約16km)にごとに駅をおくこと、駅には駅長を配し、東山道のような中路には、十疋の駅馬を常備し、郡ごとに伝馬五十四疋を置くことなどが決められていた。 出典:佐久の古代史/東信濃国佐久郡に暮らす人々 |
<返信>
この付近ルートを復習してみます。
覚志(かかし)駅(現塩尻市)~錦織(にしごり)駅(現松本市四賀~<保福寺峠>~浦野(うらの)駅(青木村)~亘理(わたり)駅(上田市)
・・・となっていますが、
松本市側が現在の国道143号→県道181号→県道12号を通り、現青木村に抜けて、現上田市に行く道だと考えられます。