2025/11/26 若狭小浜から若狭街道、通称鯖街道を熊川宿まで訪ねたみました。宿場の通りを挟み山がせまっている地形で、雨の宿場は訪問する人も少な目で静かなたたずまいです。
まず、宿場館を訪ねてみます。かつての村役場を歴史資料館としています。
宿場や生活の様子をうかがうことができます。この地の出身で伊藤忠二代目社長・伊藤(旧性、逸見)竹之助を紹介するコーナーが印象に残りました。
さて、宿場をみると、町並みは重要伝統的建造物群保存地区に選定され、建物は往時の景観を大事に受け継ぎながら補修されていることがうかがわれます。街道側に大きな土蔵が面していたり、白壁があったり、板張りであったり、屋根も方向が様々で、形も様々なものが入り組んでいます。なかなか面白い宿場です。
宿場の全長は約1.1kmで、京側から「上ノ町」「中ノ町」「下ノ町」となっており、宿は「下ノ町」、問屋や商家は「中ノ町」というような街並みだったようです。「上ノ町」には番所があります。
宿場からは、近くには南西方向の山に向かうと熊川城があります。(城主は足利氏の家臣、沼田氏)
こちらの道の駅「熊川宿」で昼食をいただきました。
道の駅から、番所の方向をみます。
道の駅隣接の「鯖街道ミュージアム」(入場無料)
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