白馬三山は、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の三峰からなり、それらの連山は壮観で美しい。白馬岳の山の名は 春、田んぼの代掻きの時期に山肌に現れる雪形が代掻き馬の形をしていることから代掻き馬が「代馬(しろうま)」になり、それが「白馬(しろうま)」に変 わったと言われています。
また、白馬岳は豊富な高山植物があることから花の名山としても有名です。 猿倉から白馬岳に向かう登山ルートにある全長3.5km、標高差600mの雪渓が日本一のスケールを誇る白馬大雪渓です。
白馬鑓温泉は白馬鑓ヶ岳の中腹、標高2,100mの高所に湧く天然温泉。「山婆の湯」と呼ばれ、昔から登山客に愛されてきました。歩いてしか行けないこの温泉はまさに秘湯です。
<コースタイム>
<白馬尻小屋>猿倉を出て大雪渓前の山小屋。毎年、夏を前に組み立てられ、冬を迎える10月に分解される。
大雪渓を登り始める。やや、雲が厚くなり霧がかってきました。
<白馬山荘>白馬岳直下にある。到着日は雨でたどり着くのがやっと。翌日9/14撮影
朝、白馬山荘屋外は氷点下に下がり水たまりは凍っている。4:30出発。頂上からの帰り道でご来光をこの感動は忘れがたい。
お日さまはありがたい。この明るさと暖かさをいっぺんに恵んでくれた。
杓子岳への登山道からの白馬岳。富山県側(左)と長野県側(右)とは、雲(霧)の様相がまったく違う。
白馬鑓ヶ岳までの登山道から杓子岳を望む。石が砂漠のごとく敷きつめられた丘陵になっている。
<鑓温泉>鑓温泉上の場所に源泉があり、お湯が噴き出している。
<鑓温泉小屋>この山小屋も白馬尻小屋と同様に毎年、組み立て分解を繰り返し使用されている。
<白馬鑓温泉の露天風呂>
白馬鑓温泉下のお花畑。9月中旬のこの時期でもキンポウゲが真っ盛り。
鑓温泉~猿倉へ。雪渓が空洞化しているのがはっきりと分かる。
無事、猿倉荘に帰ってきました。楽しくリッチな二泊三日でした。