旧中山道・茂田井宿は、江戸時代からこの地域の名士だった大澤家(大澤酒造)や武重本家(武重酒造=国登録有形文化財)などの古い家並みが続きます。
ここは、道幅が狭く、バスが入れませんので駐車場から10分くらい歩きます。
見どころはあるし、旧中山道の散策も楽しい。
観光客は比較的少なく穴場といえるかも知れません。
大澤酒造敷地内にある、民俗資料館、しなの山林美術館、書道館や若山牧水旧跡など見どころも多く、タイムスリップしたような空間が広がります。
また、武重酒造の正面にある牧水の歌の石碑があり以下のように句が詠まれています。
しらたまの 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり
よき酒と ひとのいふなる 御園竹 われもけふ飲みて よしと思へり
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(注)「御園竹(みそのたけ)」は、武重酒造のお酒の銘柄
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ひとの世に たのしみ多し 然れども 酒なしにして なにのたのしみ
武重酒造正門
武重酒造の酒林(杉玉)
モロミを絞る設備。「佐瀬式」と表示されている。
大澤酒造の美術館の窓から(武重酒造が見える。)
大澤酒造資料館
同資料館の試飲コーナー