木の根を掴み、バタ足で濁流から持ちこたえていた少年(私)。
時間にして10〜15分程だろうか、そろそろ疲れてきたなぁ、て思ったその時、父が「おい!」と助けに来てくれました。
水際から見上げた父の頼もしい顔、今もしっかりと覚えています。
「 掴まれ!」
力強い父の手で引き上げられ、少年は九死に一生を得たのでした。
泥水を飲んだり溺れたりした訳ではないので、引き上げられた後はすぐに着替え、何事もなかったように遊んでいたと思います。
先日、何十年振りかでその話を父に聞いてみました。
「あの時ってさ、どうだっけ?」
「おぉ、あの時はな....」
あの日、
父は近隣の人達と壊れた橋に座り、世間話をしていたらしく、私が笹を持って歩くのを遠くから見掛けたそうです。
30分程経っても、戻って来る姿を見せない息子を心配し、やっと探し始めてくれました。
そして堤防から落ちた息子を発見した、と。
おいおい、もっと早く助け来てよ! と話を聞いた私はツッコミを入れたのですが、それでもあの時の私にとって、父は「救世主」又は「ヒーロー」だったんでしょうね。
「はい、ありがとうございました」と、45年振りのお礼を言いました。
↓↓ 私のヒーロー
....
時間にして10〜15分程だろうか、そろそろ疲れてきたなぁ、て思ったその時、父が「おい!」と助けに来てくれました。
水際から見上げた父の頼もしい顔、今もしっかりと覚えています。
「 掴まれ!」
力強い父の手で引き上げられ、少年は九死に一生を得たのでした。
泥水を飲んだり溺れたりした訳ではないので、引き上げられた後はすぐに着替え、何事もなかったように遊んでいたと思います。
先日、何十年振りかでその話を父に聞いてみました。
「あの時ってさ、どうだっけ?」
「おぉ、あの時はな....」
あの日、
父は近隣の人達と壊れた橋に座り、世間話をしていたらしく、私が笹を持って歩くのを遠くから見掛けたそうです。
30分程経っても、戻って来る姿を見せない息子を心配し、やっと探し始めてくれました。
そして堤防から落ちた息子を発見した、と。
おいおい、もっと早く助け来てよ! と話を聞いた私はツッコミを入れたのですが、それでもあの時の私にとって、父は「救世主」又は「ヒーロー」だったんでしょうね。
「はい、ありがとうございました」と、45年振りのお礼を言いました。
↓↓ 私のヒーロー
....
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます