1974年、豪雨の翌々日、まだ濁流続く川に 少年が流されました。
ま、この少年、、私なんですが...
豪雨で小学校は休校。道路も各所で片側通行、水道も止まり、給水車が来てました。
先生達の自宅も被害に遭っている筈です。
やる事の無い私は、「七夕の笹を捨てに行こ。」と川へ向かいました。
短冊つけたままの笹、当時は普通に川へ捨てていたんです。
堤防へ着き、笹を投げ捨てたのですが、水の流れまで僅かに届きませんでした。
そこは濁流にエグられ土肌が覗くような場所なのです。
ま、この少年、、私なんですが...
豪雨で小学校は休校。道路も各所で片側通行、水道も止まり、給水車が来てました。
先生達の自宅も被害に遭っている筈です。
やる事の無い私は、「七夕の笹を捨てに行こ。」と川へ向かいました。
短冊つけたままの笹、当時は普通に川へ捨てていたんです。
堤防へ着き、笹を投げ捨てたのですが、水の流れまで僅かに届きませんでした。
そこは濁流にエグられ土肌が覗くような場所なのです。
笹の幹のほうが土に引っかかっていました。
「もうちょっとだ」と、片足伸ばしてチョンと押した瞬間、ズルズルっと川に滑り落ちてしまったのです。
豪雨の2日後、水の勢いはやや落ち着いてきているものの自力で這い上がれる程穏やかな水流ではありません。濁流がゴーゴー唸ってます。
かろうじて、むき出しになっていた木の根を掴み、流されないように踏ん張りました。
その時の事を今でもはっきり覚えてます。
「下流に浅瀬がある筈だから流れに任せてみようかな」
「顔を水に付けて泳ごう。でもな、水汚いしヤダなぁ」
「もうちょっとだ」と、片足伸ばしてチョンと押した瞬間、ズルズルっと川に滑り落ちてしまったのです。
豪雨の2日後、水の勢いはやや落ち着いてきているものの自力で這い上がれる程穏やかな水流ではありません。濁流がゴーゴー唸ってます。
かろうじて、むき出しになっていた木の根を掴み、流されないように踏ん張りました。
その時の事を今でもはっきり覚えてます。
「下流に浅瀬がある筈だから流れに任せてみようかな」
「顔を水に付けて泳ごう。でもな、水汚いしヤダなぁ」
意外に冷静でした。
「ん? もしかして俺、死んじゃう?」とか。
続く。
(そんなにたいした話ではありませんけど)
↓ 今年は雨が多い。実家近くの山。
....
続く。
(そんなにたいした話ではありませんけど)
↓ 今年は雨が多い。実家近くの山。
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