ブログで見る世相

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有松絞り

2004-11-23 13:39:23 | Weblog
 有松絞りは、名古屋城築城のさい九州方面からかき集められた
人足によって、絞りの技法がもたらされたという。有松絞りは尾
張徳川家の奨励と庇護のもとに、江戸時代にもてはやされ、以後
三百九十年以上にわたって、伝統工芸品として受け継がれている。
 絞りは木綿の反物に、括り糸を巻きつけて藍染で染め上げるが、
まるで雪の結晶のように幾何学的な模様になる。藍色の中に微妙
に白の縮みが絡むまだら模様は、ひときは絞りの造形美を引き立
てている。有松絞りは江戸時代の庶民にとって、もっとも粋でお
しゃれでな着物だったといわれているが、現代に至るも今なお人
の心を惹きつけてやまない。絞りまつりには全国の有松絞りのフ
アンが多く訪れます。実演コーナーもあり絞りを間近見られます。

せせらぎの源流

2004-11-20 15:31:05 | Weblog
紅葉に魅せられて山道の茂みを押し分けながら
歩を進めていくと、川のせせらぎが耳に入った。
曲がりくねった自然にできた川のようだ。
清流ではないが、落ち葉や枯れ木を洗い流した
茶色の水がよどむように流れている。
鬱蒼と生い茂っている樹木の間からは、秋の淡い
日差しが木漏れ日になって、水面に木陰を映し出
している。やがて来る冬の到来を惜しむように。

秋の椋鳥(むくどり)

2004-11-19 16:32:54 | Weblog
椋鳥は全体的に灰褐色で、嘴と脚は黄色だがそれほど
大きくない。ふだんは人家近くの田圃や雑木林などに
群生している。秋が深まると樹木に生る果実をもとめて、
公園などの木々に飛来して、細い枝の先にぶら下がりな
がら、羽をゆらしてバランスとりながら小さな赤い果実を
つゆばむ光景は、自然が人間に与えた癒しの瞬間かと思い
私はしばらく足をとどめた。

紙飛行機

2004-11-16 16:52:15 | Weblog
高齢化社会が進んでくると、健康管理に老人たちは散歩や
ジョキングなど、様々な健康管理に気を使っいる。
最近、そういう老人たちの中で公園で紙飛行機の飛ばしあ
いをして、飛行距離とか、滞空時間などを競い合いをする
競技まがいのことがはやっている。
みんな童心に還っていると大変ほほえましく思っていた。
だが毎日、朝からほとんど一日中公園にいずわって、芝生に
寝転んだりして公園を社交場代わりにしているのも事実である。
グループの中の一部人だと思うが、公園は大勢の人たちだ利用
するところだ。もう少し節度を持ってほしいとおもう。
それからロマンチックな紙飛行機飛ばしもいいが、生涯学習として、
もっと様々な学習があることも忘れないでほしい。