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第2回ワールド.ベースボール(WBC)星野監督に内定していた

2008-08-24 20:08:49 | Weblog
来年3月に行われる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督就任に、オリンピックを惨敗した星野監督がすでに代表監督を要請されていたことが分かった。

星野監督は即答を避けているというが、スタッフも元巨人(メジャー)の桑田真澄投手コーチなど着々と人選がおこなわれており、ほぼ決定的だったという。

はたして星野監督の第2回ワールド.ベースボールの代表監督の続投は許されるだろうか。

今回のオリンピックは全員プロ選手で臨んでからは初のメダルなしとうことだ。しかも3位決定戦のアメリカ戦は、アマチュアの学生もいるマイナーの混成チームに大敗している。

北京五輪は監督の明らかな采配ミスであり、特に投手起用には疑問が残る。打ち込まれても変えずに失点を重ねたり、同じ過ちを同じ投手に複数回投げさせて、いずれも敗戦につながっている。理解しがたい采配であった。

監督とコーチのコミニュケーイションも、同期のよしみで星野監督にまかせきりにしている。勝つための積極的進言も見受けられないし、また全員の選手を使い切っていない。

当然、監督の責任問題にも関わる問題があるのに、来年のワールド.ベースボールの代表監督を誰にするのかを話題にするのは次期尚早だ。

野村監督、王監督など複数の名前が挙がっていが、それよりもオリンピックの敗因を徹底的に検証してからでも、ワールド.ベースボールの代表監督を決めるのは遅くないであろう。



人間に餌を採ってもらい、捕食を忘れた青サギ

2008-08-17 19:57:18 | Weblog

 

               捕食を忘れた青サギ

               緑地公園内のフエンスに囲まれた池の周りを歩いていると、青サギが飛来し
        てきた。翼開長は2m近くあり優雅に舞い降りた。

 

 

 近くで見ると目の上から後頭部にかけて、黒い冠羽が垂れ下がっている。
  くちばしも顔も細い脚もみんな黄色である。体長は90センチくらいはあり
   そうだ。青サギは池の獲物を狙っているのではない。青サギの目線を追っ
ていくと釣り人を凝視している。暫らくすると青サギは釣り人に近寄った。

青サギは釣り人の赤い日傘の中に入り、釣り上げる魚をおねだりしょうと仲良く
並んだ。あたりがなくて、なかなか釣れないが青サギは辛抱強く待ちつ づけている。
「今日は釣れないの」青サギが話しかけると「うん、釣れないな」と釣り人も ひんぱんに
餌を取り替えながらなんとか釣り上げようとしている。
青サギも待ちくたびれたのか、き
ょろきょろと細い首を伸ばして辺りを見回し始めた。

青サギの気持が伝わったのか、隣の場所に座っている白い日傘の男にあたりが来た。
ばちゃばちゃと水音をたてながらヘラブナを引き寄せている。青サギは大きな翼をバタバタ
させながら隣の男の所へ走り寄った。男が魚を池に放そうとすると青サギは悲しそうにさらに
翼をばたつかせた。赤い日傘の釣り人がその魚をサギに与えてくれないかと頼み込むと、男は
あっさりOKしてひっかけ棒を釣り人に渡した。

                釣り人は 男から引っ掛け棒を受け取ると釣り針をはずして、草叢の上に
         魚を投げ出した。意外に大きい、ヘラブナの2、3年ものくらいか。
         青サギはなんとか飲み込もうとするが、大きすぎてもてあましている。

  結局、青サギはその場では飲み込もうとはせずに、くちばしにくわえた
  まま白と黒に鮮やかにコンントラストした翼をいっぱいに広げて、大空
に飛翔していった。赤い日傘の釣り人は満足そうに見送っていた。