南部吟遊詩人の写真館

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岩手山に登ってきました ⑤七滝登山口から(前半・大地獄谷まで)

2021年09月24日 04時29分21秒 | 岩手山
【本日の山行】
6:10 登山口 出発
6:40 七滝 通過
7:07 「一服峠」 休憩(8分)
7:15 出発
7:40 左俣沢(ひだりまたざわ)の滝 通過
7:56 湯の花畑 通過
8:20 大地獄谷 到着
8:37 大地獄谷分岐 休憩(25分)
9:02 出発
9:32 お花畑分岐 通過
9:40 御苗代胡 到着
9:53 お花畑分岐 通過
10:10 登山道で 休憩(10分)
10:20 出発
11:14 不動平避難小屋前 休憩(14分)
11:28 出発
11:46 御釜のフチに到着
12:00 山頂到着 休憩(26分)
12:26 出発
12:44 不動平避難小屋前 休憩(18分)
13:02 出発
13:50 お花畑分岐 休憩(5分)
13:55 出発
14:16 大地獄谷分岐 休憩(4分)
14:20 出発
15:34 七滝 通過
16:03 下山 完了

さあ、来ましたよ、七滝登山口!!!

実は去年登ろうとして、七滝付近で雨が降って、断念していたのです。
もうすっかり秋ですが、秋は虫が少なくてすずしくてかえって好都合。


ちなみに、この日、登山口前駐車場は満杯。10台前後が停まっていました!

まだ薄暗い山道です。もう6時ですが、なかなか明るくなりません。

林道が見えてきました。

この林道がどこに続いているか、よく知らないんですよね…。

野鳥観察舎です。使えるんでしょうかね?

まだまだ進みます。第一ポイント「七滝」までは1時間ほど。

冬に何度も来ているのでもうおなじみの道です。

とはいえ、冬以外は今日で2度目。

この切り崩した狭い道を通っていくともうすぐ。

森を通って七滝前の沢跡に来ます。

この沢、流れているの見たことないのですが、雪解け後くらいなら流れていることもあるのですかねえ…。

さて、七滝の入り口に来ました。

分岐点が示されています。

岩手山まであと7.7キロですって。遠いなあ…。想像もつかないや。
つーか、往復したら15.4キロって鬼ですな…(*´Д`)
実際にはここまでの分も含めれば16キロは越えるわけか…。

折角ですから、七滝をちらりと見ていきましょう。

特長的なこの二本の木の先です。

轟音が響いています。

七滝です。

水量が半端ないです。


さて、先に進みましょう。


割となだらかな山道が続きます。

途中、ちょっと急でも、ガレ場じゃないだけかなりマシです。

少しは登りますが、このくらい…。

木の根がすごいです。

森の中を行きます。


左手が沢の開けた場所に出ました。


登りきると、休憩ポイント「一服峠」です。

開けていて、休むのに、ほんとうにちょうどいいです。


さて、行きましょう。

しばらく森の道です。

気持ちがいいです。

おや、巨岩発見。

崖の上にも巨岩が!!!

道の傍にあるこの石は心なしか人の横顔のように見え、また、石の上から気が生えていますね。

崖の上の巨岩もこの写真ではよくわかりませんがだいぶ木が生えているようです。

この木、どうやってはえているんでしょう???

上の巨岩の上の木も。っていうか崖なのにあんなに太い木(手前)が生えるって、ここすごい…。



この写真ならわかりますね。岩から生えている木。

う~ん、すさまじい光景!!!


で、この辺から不思議なのがこのパイプ。

山の上から水を引いているのかとも思いきや、あまり引いている様子もない。

時々途切れている。

とにかく、登りますか。


割となだらかになってきました。


また、岩の上に木が生えています。

なんか、こういうの見るとわくわくするんですよね。

木の生命力の強さを感じます。


そして、この単管パイプの意味がようやく解ってきました。

この辺から、道がぬかるんできています。

めっちゃグチャグチャエリアです。

こういうの…地味に嫌なんだよなあ…( ;∀;)


見事な滝が見えてきました。

紅葉です。季節ですね~~(*^▽^*)

ちょっと逆光で写真が撮りづらいのですが…

いい滝です。

看板ありました。

「左俣沢」(ひだりまたざわ)というらしいです。

うむ!!!美しい!


しかし、道はグチャグチャ…。

しかもけっこう急こう配。

けっこう、しんどいっす。


ようやくグチャグチャエリア抜けました。


また、岩石エリアっぽいです。

手前のコレを「ゾウの鼻」と名付けましょう。

まあ、木の根だからそのうちなくなってしまいますがね。


リンドウを発見!(多分)


見晴らしの良いところに来ました。


天気は快晴!


草原というか、草地というか、まあ、ちょっと安心できるエリアです。

出発時に比べれば、だいぶ明るくなってきました。


さっきの山は多分地図で見る限り「赤倉山」というやつです、多分。


はるか先に切り立った岩が見えます。あっちは何でしょう?

「鬼が城」の方面っぽいのですが、あっちまで歩くのかなあ…遠いなあ…。

しかし、またグチャグチャエリアです。

もう、いっそ長靴で来るべきでしたよ!!!!!( ;∀;)

滝が見えます。

つーか、滝多いなあ。

もしかしたら、「七滝」コースって、最初の滝が「七滝」って言うんじゃなくて、このコースは滝が多くみられるから
「七滝」というのでは…?なんて思ってしまいました。

で、この辺ってなんだか地面が白いなあと思っていたら、湯の華採取地らしいです。

たしかに、そこら中、湯の華だらけですよ。



さっきの滝の手前の岩も。


しっかし、グチャグチャなんだよなあ…。

今登ってきたところ、川か道かって感じだもの…。
眺望はバツグンなのですが。


でもこの辺りはすべて湯の華。

すぐ右側に谷川が流れているのですが、写真で見ると、水か湯の華かわかりませんね。

この右手の谷側も岸が湯の華だらけです。

湯の華とともに川が流れている感じです。

この写真なら、湯の華と川が区別できますかね???


で、この谷川に沿って登るのですが、次の渡渉ポイントがココ。

どうやら、向こうに行って、

あっちの方に抜けるらしいんですよ。


渡れるかあ!!!!!!

……なんとかなりましたよ…。(*´Д`)


さあ、次はどんなエリアだ!???


あ!かわいい渡渉!!(*^▽^*)💛

こういうのでいいんだよ、こういうので。
可愛い清水。


またも岩の上の木!!多いですね、この辺。


さあ、進みますぞ。


リンドウ、よく見るけど、咲かないのね…。

咲いているところ見たいな~~(*´Д`)


おおっと、右手に滝が。またしても。

滝つぼがくっきり見えますな。

けっこう、大きな滝ですよ。


あ、なんか標識みたいな石がある!

よく見ると、ここは誰かさんの亡くなった場所みたい。

お墓とまではいかないけど、故人を偲んで建てたんですな。
南無阿弥陀仏…。

うおっ!!!狭い!!


さらに、狭くて、急坂!!!こりゃ難所だわ!!

(あとでこんなの何でもないことを知る…(*´Д`))

かなり石がガラガラした河原ですなあ…。


次のポイントは「大地獄谷」というところです。

もう、名前からして想像がつくというね…。
(そこが本当の地獄であることをまだこの時の私は知らない…)

このくらいの渡渉ならかわいくて大歓迎。


川沿いを進んでいきます。




もう、秋ですね~すっかり。


先は長いなあ…。


と、何やらポイントらしきところに来ました。

看板が倒れていますな。

ガスがどうのこうのと言っているから、そろそろ大地獄谷ですかね。

ここまで、よく来ました。


っていうか、まだまだ先が長そうだ…。


だんだん、岩が白くなってきました。


「立ち入り禁止」の看板が見えます。


着きましたよ!!「大地獄谷」です。

間違いない!

さっきの湯の華エリアと違って、硫黄の匂いがけっこうします。

あちこち煙が上がっています。

岩も緑色。おっそろしい。

こんな狭い道を行くんですね…。


ガラッガラッの岩場。さらに向こうの尾根を行くようです。


うおおおおおお!!道が狭い!!!

人が一人通るのがやっとじゃないですか。

一歩踏み外せば、崖です…(*´Д`)


右側は硫黄の谷。

まさに地獄!!!

狭いガレ場にはロープが必須。


だって、下がこんなですからね…。


この辺りのエリアは一人ずつ登れということなんでしょう…。


踏み外せば、こんなんですからね。


う~ん、半端ない。


山の尾根伝いの道が中心です。


言われなくても…、立ち入りませんよ…。戻ってこれないでしょう。


コレですからね。


まだまだ標高が低いですが、木が生えていないので、眺望が抜群!


道は一旦、横に折れます。


小石とか多くて、滑りそうで怖い。


あっちの灰色の山の尾根伝いに進むようです。


先に人が見えます。休憩ポイントがあるようです。

私も疲れてきました。

下には谷川が流れています。


けっこうはるかな尾根道を行きます。


先ほどの谷側には、


滝があるようです。

やっぱり滝が多いから「七滝」コースって言うんじゃないかなあ…。

標識が小さく見えてきました。


はるか向こうには「鬼が城」(多分)。


どうやら、この尾根道も終わりっぽい。


着きました!「大地獄谷分岐」です。


ここから、「お花畑」に降りていくのが今回のルートです。


右手正面に見えるのが「黒倉山」のようです。あっちに行けるコースもあるようです。


こっちが今まで登ってきたルートですね。


すぐ真後ろを振り返れば、「赤倉山」だとか「屏風尾根」とかが見えます。


もう、バテてきました。
やべえ。足が痙攣しつつあります…。
先はまだまだ長そうだというのに……。

(後半に続きます。果たして吟遊詩人はこの先、行けるのでしょうか????)

【撮影日:2021/9/20】

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