今回は御神坂から行きます。
網張温泉の近くの登山口で、ここからなら帰りの網張温泉にも近く行けます。(本音)
では、今回も行程の方を。
[行程]
6:25 登山開始
7:10 切接
8:10 大滝展望台
8:53 笠締
9:56 鬼が島分岐
10:23 御釜到着
11:00 山頂
11:50 八合目山小屋発
12:05 昼食休憩
12:21 下山開始
14:25 下山完了
今回は御神坂駐車場から登ります。
6時半だというのにけっこう車泊っています。人気ですね、岩手山。
過去に土石流があったっぽいです。いまではその形跡は駐車場からみえません。
トイレや仮眠スペースのある休憩所があります。すごいね。
トイレはまあ、山の中ですからそこそこですが、休憩所はとてもきれい。
これはすごい。
んじゃ、ボチボチ行きますよ。
目指すは八合目避難小屋でのバッジ。二つ目を買うのです。
登山、始めます。
7月の木立がキレイ。
森林浴を楽しむくらいの気持ちでないと…。岩手山は本当に長いからなあ…。
あれ?もう終わり??
っていうか、林道に出ちゃったよ。
どうやら、少しこの林道を歩いて登山口に行かなきゃいけないみたい。
林道を歩いていると、
この光景。駐車場で見た土石流の跡でしょうか。
そうか、つまり土石流で登山道がなくなってしまって、今歩いているのは新しい登山道ということか…。
ようやく、(多分、もとの)登山道にきまして、
こっから、登山開始。
なだらかな山道です。
「切接」(きりはぎ)というところに出ました。なぜ、こんな名前なのか、意味は?とか、気になるのですが、全然わかりません。今度、避難小屋に寄ったときに聞いてみます。
もうちょい歩くと、次のポイント。
「草鞋脱ぎ場」です。これはわかる。草鞋脱いで休憩するポイントってことでしょう。
登っていると、折れた木がありました。時の流れを感じさせます。
登山道はすごく整備されているので登りやすいです。
馬返しの方よりこっちの方が登りやすいかも。
森が終わる?そろそろガレ場に出るのかな?
そんなでもないですね。
眺めやよし。
山登りって気持ちいいですね~~。
はるか下、岩だらけの渓谷が見えます。
アップ。
と思ったら、すぐ森に戻るんですね。
はるか向こうに進むんですね。
「大滝展望台」と出ていますが、滝は見えませんでしたが…。
現在位置を確認。
一時間半くらいしか登ってないから、半分も来ていません。まあ、当たり前。岩手山は大きいからまだまだ。しかも、後半が斜度がきつくなってつらいから。体力には余裕があるし、今回は大丈夫そう。
さあて、行きますか。
岩の上に木が生えている!珍しい!
足元を見ると、鳥居が。
どうやら噴火か、土石流で埋まった信仰の跡ですね。かつて鹿児島の桜島で見たことがあります。こういう埋まった鳥居。
修験道の跡も見えますね。
だんだん、眺めがよくなってきました。
お花もきれい。
山道は続きます。
そろそろガレ場に来たようです。
道案内に矢印があるので、安心です。
あんなところに行きはしません。命が惜しいもん。
これを登っていきます。
なんだか、雲が出てきました。雨が降らなければいいのですが…。
奇妙な岩を発見。
足を踏み外せば、崖の下。危ないです。
これ、この通り。
しかし、この雲が気になるのです。これまで二回中、二回とも雨に降られていますからねえ…。
わりとガレ場。
岩を見ながら進みます。
いろんな岩があるもんです。当たり前ですが、自然の造形には感心します。
向こうの山の稜線も気になります。柳沢旧道でしょうか。それとももっと向こうなのでしょうか。またく登山者は見えません。
地上が遠く離れてきました。
ようやく次のポイントが見えてきました。
「笠締」です。ここから「気を引き締めよ」ということなのでしょう。言われなくてもそのつもり。岩手山は後半がつらいのですから。
さっそくこんな難所ですよ。
一歩踏み外せば、真っ逆さまです。
頂きはまだまだ、はるか先。
しかし、思ったより斜度がきつくはない。
花を愛でる余裕もあります。
ハイマツの間を進みます。
道は長そうだなあ…。
お花発見。
岩、すごい。
天気が良くなってきました。
快晴。
お花がキレイ。いい季節に来ました。
それにしても、登山道長いなあ。まあ、岩手山だし、仕方ないよね。
左手の山肌が奇岩続きで、見てて面白いです。
でも、右手もなかなか。
あっちの方に、登っていくのでしょうか?
初めてのコースはよくわかりません。
よくわからないけど、ポイントに来ました。この板にもかつては何らかのポイント名や説明があったでしょうに。
登れば登るほど、微妙に景色が変わるのも、登山の面白いところ。
こちら、左手側。
こちら、右手側。
先は長そう。頑張りましょう。
岩手山の景色は面白い。
天気が良くてよかった。
雲海の合間から覗く、ふもとの景色。
なんだか、次のポイントが見えてきました。
「鬼が島分岐」です。
左手に行けば、「鬼が城」。松川や網張ルートです。今度、行ってみます。
この左手ルートはきつそう。
右手には八合目避難小屋が見えます。もう、ここまで来たんですね。
右手のこの峰には登れそうにないです。見晴らしよさそうですがね。
↓岩手山に時々あるこれは何でしょう??たぶん地図計測上の観測点なんでしょうが…。
山頂まではもうすぐ。
ガスがかかっています。風が強い模様。
「不動避難小屋」に降りていきます。
右手に雪渓が見えます。もう7月だというのに…。
お花がキレイです。
避難小屋まで降りてきました。中はとてもきれい。しかし、トイレはボットンなのでさすがににおいます。
いよいよ山頂までのアタック開始。
振り返ると、雪渓。
この最後が結構きつい。
火口の近くなので、足元は砂や軽石ばかり。踏み込むとさらさら崩れるか、いちいち沈むのです。
ようやく火口の淵(御釜)に到着。
これから、右回りで進もうと思うのですが、ガスがひどい。
っていうか、風が強いので雲が晴れれば。これだけ見通しがきくのですが。
↑右手前が火口の山。左奥が山頂です。
↓左回りの方が、山頂には近いのですが、
今回は体力に余裕もあるし、あえて、右回りで行ってみます。
左に行けば火口の中。
右に行けば火口のフチ。
今回は火口の中を行ってみましょう。火口の中はこんな感じ。
今日は雲がすごいです。地面に草が一群いくつか生えています。独特です。
道にはコースロープがあるので、はみ出さないようにしましょう。
なにやら見えてきました。なんだかあの世の雰囲気みたいです。(行ったことないけど)
神社…?鳥居が崩れていますね。
この石碑は?「校旗樹立記念」って?どこの学校なんでしょう?
昭和二年とか「岩手中学校」とか見えますね。わざわざ立てたのか…。
こっちは…、やはり神社??
どうやら、岩手山神社、奥宮の模様。
信仰のあとがうかがえますね。
正体不明の石像も。
思うに、岩手県で一番高い山だし、昔からかなりの信仰を集めてきたのでしょう。
昔岩手を荒らしまわっていた鬼を封じたのは岩手山から降りてきた神だという説もあるくらいですからね。(さんさ伝説)
こういう岩とかも信仰の対象になるんでしょうね。
今日はガスの中で、とても神秘的。
火口を歩きます。山頂を目指すのです。
それにしても、不思議な岩です。
山頂は、
思ったよりも遠い。
一応、道はあるんですが、まるで雲の中、あの世を旅しているみたい。
最後は岩がごつごつした赤い山を登っていきます。けっこう、コレつらいわ…。
とうとう着きました。岩手山山頂。二回目の登頂成功です。
こっち(左回り)からくれば、楽でしたが…。
山頂は凍てつくような冷たい風が囂々と吹いていました。寒い。とにかく寒い。ウインドブレーカ持っていて本当に正解。
御釜が見えます。
たまーに雲が切れますが、この日も視界はほとんどないに等しいです。
この日は登山客がとっても多く、頂上も騒がしいのでゆっくりできませんでした。残念。さっさと行きましょう。
火口の山。雲の切れ間を狙いました。
振り返ると、山頂。
御釜を降りていきます。不動平でお昼にしましょう。
不動平でお昼にしました。こっちは風もあまりなくて凪いでいます。たぶん山頂の影だからでしょう。
ちなみに、このあと、八合目避難小屋までバッジを買いに行きました。けっこう遠かった。それでわりと疲れましたね。誤算。
鬼が城分岐まで戻ると、雲海が見えました。
あとは景色を楽しみつつ帰りましょう。
けっこう、帰りの方が大変でした。斜度がきつかったですね。足場にも気を付けないと…。
そして、帰りは、すごく、長いです。
くたびれました。
でも、山登り楽しい!!
最後は網張温泉にたっぷり浸かりました。幸せ!!
【まとめ】
御神坂コースは登りやすさから言ったら、柳沢コースよりも登りやすい。斜度のきついガレ場が少なく感じるからです。
ただ、降りるときにはなぜか柳沢コースよりも足場の狭さ、急さに苦労する。登山道が長いのは一緒。
あと、岩手山登山は気持ちがいい。
【撮影日:2019/7/7】
ちなみにこの「岩手山に登ってきました」シリーズ
①→コチラ
②→コチラ
網張温泉の近くの登山口で、ここからなら帰りの網張温泉にも近く行けます。(本音)
では、今回も行程の方を。
[行程]
6:25 登山開始
7:10 切接
8:10 大滝展望台
8:53 笠締
9:56 鬼が島分岐
10:23 御釜到着
11:00 山頂
11:50 八合目山小屋発
12:05 昼食休憩
12:21 下山開始
14:25 下山完了
今回は御神坂駐車場から登ります。
6時半だというのにけっこう車泊っています。人気ですね、岩手山。
過去に土石流があったっぽいです。いまではその形跡は駐車場からみえません。
トイレや仮眠スペースのある休憩所があります。すごいね。
トイレはまあ、山の中ですからそこそこですが、休憩所はとてもきれい。
これはすごい。
んじゃ、ボチボチ行きますよ。
目指すは八合目避難小屋でのバッジ。二つ目を買うのです。
登山、始めます。
7月の木立がキレイ。
森林浴を楽しむくらいの気持ちでないと…。岩手山は本当に長いからなあ…。
あれ?もう終わり??
っていうか、林道に出ちゃったよ。
どうやら、少しこの林道を歩いて登山口に行かなきゃいけないみたい。
林道を歩いていると、
この光景。駐車場で見た土石流の跡でしょうか。
そうか、つまり土石流で登山道がなくなってしまって、今歩いているのは新しい登山道ということか…。
ようやく、(多分、もとの)登山道にきまして、
こっから、登山開始。
なだらかな山道です。
「切接」(きりはぎ)というところに出ました。なぜ、こんな名前なのか、意味は?とか、気になるのですが、全然わかりません。今度、避難小屋に寄ったときに聞いてみます。
もうちょい歩くと、次のポイント。
「草鞋脱ぎ場」です。これはわかる。草鞋脱いで休憩するポイントってことでしょう。
登っていると、折れた木がありました。時の流れを感じさせます。
登山道はすごく整備されているので登りやすいです。
馬返しの方よりこっちの方が登りやすいかも。
森が終わる?そろそろガレ場に出るのかな?
そんなでもないですね。
眺めやよし。
山登りって気持ちいいですね~~。
はるか下、岩だらけの渓谷が見えます。
アップ。
と思ったら、すぐ森に戻るんですね。
はるか向こうに進むんですね。
「大滝展望台」と出ていますが、滝は見えませんでしたが…。
現在位置を確認。
一時間半くらいしか登ってないから、半分も来ていません。まあ、当たり前。岩手山は大きいからまだまだ。しかも、後半が斜度がきつくなってつらいから。体力には余裕があるし、今回は大丈夫そう。
さあて、行きますか。
岩の上に木が生えている!珍しい!
足元を見ると、鳥居が。
どうやら噴火か、土石流で埋まった信仰の跡ですね。かつて鹿児島の桜島で見たことがあります。こういう埋まった鳥居。
修験道の跡も見えますね。
だんだん、眺めがよくなってきました。
お花もきれい。
山道は続きます。
そろそろガレ場に来たようです。
道案内に矢印があるので、安心です。
あんなところに行きはしません。命が惜しいもん。
これを登っていきます。
なんだか、雲が出てきました。雨が降らなければいいのですが…。
奇妙な岩を発見。
足を踏み外せば、崖の下。危ないです。
これ、この通り。
しかし、この雲が気になるのです。これまで二回中、二回とも雨に降られていますからねえ…。
わりとガレ場。
岩を見ながら進みます。
いろんな岩があるもんです。当たり前ですが、自然の造形には感心します。
向こうの山の稜線も気になります。柳沢旧道でしょうか。それとももっと向こうなのでしょうか。またく登山者は見えません。
地上が遠く離れてきました。
ようやく次のポイントが見えてきました。
「笠締」です。ここから「気を引き締めよ」ということなのでしょう。言われなくてもそのつもり。岩手山は後半がつらいのですから。
さっそくこんな難所ですよ。
一歩踏み外せば、真っ逆さまです。
頂きはまだまだ、はるか先。
しかし、思ったより斜度がきつくはない。
花を愛でる余裕もあります。
ハイマツの間を進みます。
道は長そうだなあ…。
お花発見。
岩、すごい。
天気が良くなってきました。
快晴。
お花がキレイ。いい季節に来ました。
それにしても、登山道長いなあ。まあ、岩手山だし、仕方ないよね。
左手の山肌が奇岩続きで、見てて面白いです。
でも、右手もなかなか。
あっちの方に、登っていくのでしょうか?
初めてのコースはよくわかりません。
よくわからないけど、ポイントに来ました。この板にもかつては何らかのポイント名や説明があったでしょうに。
登れば登るほど、微妙に景色が変わるのも、登山の面白いところ。
こちら、左手側。
こちら、右手側。
先は長そう。頑張りましょう。
岩手山の景色は面白い。
天気が良くてよかった。
雲海の合間から覗く、ふもとの景色。
なんだか、次のポイントが見えてきました。
「鬼が島分岐」です。
左手に行けば、「鬼が城」。松川や網張ルートです。今度、行ってみます。
この左手ルートはきつそう。
右手には八合目避難小屋が見えます。もう、ここまで来たんですね。
右手のこの峰には登れそうにないです。見晴らしよさそうですがね。
↓岩手山に時々あるこれは何でしょう??たぶん地図計測上の観測点なんでしょうが…。
山頂まではもうすぐ。
ガスがかかっています。風が強い模様。
「不動避難小屋」に降りていきます。
右手に雪渓が見えます。もう7月だというのに…。
お花がキレイです。
避難小屋まで降りてきました。中はとてもきれい。しかし、トイレはボットンなのでさすがににおいます。
いよいよ山頂までのアタック開始。
振り返ると、雪渓。
この最後が結構きつい。
火口の近くなので、足元は砂や軽石ばかり。踏み込むとさらさら崩れるか、いちいち沈むのです。
ようやく火口の淵(御釜)に到着。
これから、右回りで進もうと思うのですが、ガスがひどい。
っていうか、風が強いので雲が晴れれば。これだけ見通しがきくのですが。
↑右手前が火口の山。左奥が山頂です。
↓左回りの方が、山頂には近いのですが、
今回は体力に余裕もあるし、あえて、右回りで行ってみます。
左に行けば火口の中。
右に行けば火口のフチ。
今回は火口の中を行ってみましょう。火口の中はこんな感じ。
今日は雲がすごいです。地面に草が一群いくつか生えています。独特です。
道にはコースロープがあるので、はみ出さないようにしましょう。
なにやら見えてきました。なんだかあの世の雰囲気みたいです。(行ったことないけど)
神社…?鳥居が崩れていますね。
この石碑は?「校旗樹立記念」って?どこの学校なんでしょう?
昭和二年とか「岩手中学校」とか見えますね。わざわざ立てたのか…。
こっちは…、やはり神社??
どうやら、岩手山神社、奥宮の模様。
信仰のあとがうかがえますね。
正体不明の石像も。
思うに、岩手県で一番高い山だし、昔からかなりの信仰を集めてきたのでしょう。
昔岩手を荒らしまわっていた鬼を封じたのは岩手山から降りてきた神だという説もあるくらいですからね。(さんさ伝説)
こういう岩とかも信仰の対象になるんでしょうね。
今日はガスの中で、とても神秘的。
火口を歩きます。山頂を目指すのです。
それにしても、不思議な岩です。
山頂は、
思ったよりも遠い。
一応、道はあるんですが、まるで雲の中、あの世を旅しているみたい。
最後は岩がごつごつした赤い山を登っていきます。けっこう、コレつらいわ…。
とうとう着きました。岩手山山頂。二回目の登頂成功です。
こっち(左回り)からくれば、楽でしたが…。
山頂は凍てつくような冷たい風が囂々と吹いていました。寒い。とにかく寒い。ウインドブレーカ持っていて本当に正解。
御釜が見えます。
たまーに雲が切れますが、この日も視界はほとんどないに等しいです。
この日は登山客がとっても多く、頂上も騒がしいのでゆっくりできませんでした。残念。さっさと行きましょう。
火口の山。雲の切れ間を狙いました。
振り返ると、山頂。
御釜を降りていきます。不動平でお昼にしましょう。
不動平でお昼にしました。こっちは風もあまりなくて凪いでいます。たぶん山頂の影だからでしょう。
ちなみに、このあと、八合目避難小屋までバッジを買いに行きました。けっこう遠かった。それでわりと疲れましたね。誤算。
鬼が城分岐まで戻ると、雲海が見えました。
あとは景色を楽しみつつ帰りましょう。
けっこう、帰りの方が大変でした。斜度がきつかったですね。足場にも気を付けないと…。
そして、帰りは、すごく、長いです。
くたびれました。
でも、山登り楽しい!!
最後は網張温泉にたっぷり浸かりました。幸せ!!
【まとめ】
御神坂コースは登りやすさから言ったら、柳沢コースよりも登りやすい。斜度のきついガレ場が少なく感じるからです。
ただ、降りるときにはなぜか柳沢コースよりも足場の狭さ、急さに苦労する。登山道が長いのは一緒。
あと、岩手山登山は気持ちがいい。
【撮影日:2019/7/7】
ちなみにこの「岩手山に登ってきました」シリーズ
①→コチラ
②→コチラ
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