totoroの小道

「挑戦することで、きっといいことがある」  http://www.geocities.jp/totoroguide/ 

大きな前回り

2008-08-06 21:08:28 | 柔軟運動・器械運動

今年の研修の課題はいくつかあります。その一つが、昨年まで培ってきた財産が霧散しないように、記録としてまとめ、だれもが使えるものにするということです。

私は、その中の器械運動を受け持つことになりました。そこで、まず「大きな前回り」から取り組むことにしました。これは、器械運動の「展開の核」となる演技で、全てに通用する大事な基礎がたくさん含まれているからです。

 

光明版《大きな前回り》 ゆっくり丁寧。常に手足の指先まで神経を行き渡らせる。
  ~ Aの姿勢「首を立て体を止める」
           Bの姿勢「重心が前に掛かり回転する」を活用して~

①大きく息を吸い、今から行う演技のイメージを作る。その後、ゆっくりした動作で丁 寧にマットに手のひらを置いていく。

※このときまずAの「首を立て体を止める」姿勢をとり、体を止め、正しい体の位置を整える。

 

②頭を中に入れ、おへそを見てBの「重心が前に掛かり回転する」姿勢になると、前転が始まる。


※このとき、全体重が手のひらに載るので、六本の指でマットをつかむ。


※体を卵の形にするように、かかとを精一杯高く上げるように支援する。

③なるべくゆっくりこらえながら回転。肩と頭の間から音がしないように着地する。
←着地の瞬間まで床をけらない。
足の指はずっとここまで、床に付いたままになっている。
    前回りは跳ねない。
    (前転は「跳ねる」動作が入る。)

④背骨を一つ一つ床につけていくイメージで、ゆっくり、ゆっくり丁寧に回る。

※このとき、写真のように、足は指先まで神経を集中してきれいな姿勢を保つ。

⑤一度V字バランスで止まっても、頭を中に入れ、足を縮めるとBの「重心が前に掛かり回転する」姿勢になり立つことができる。

 

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1 コメント

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Unknown (kanchan)
2008-08-07 02:02:05
totoroさんはいつもすごいなあ。つねにどうやったらよりよく教えられるか考えていて、さらに、それを惜しげもなくみんなに広げてくれますね。なかなかまねはできません。がんばれ!!
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