
12月の授業研究の会 平野先生の実践です。
一般多色版画に取り組みました。
平野先生は、6年生を受け持つと、毎年「やまなし」の一般多色に取り組ませています。
今回は、同じ宮沢賢治でも、銀河鉄道の夜を意識した作品づくりに取り組みました。
蒸気機関車の写真を見て、下書きをします。
細丸刀で線彫りをします。
色づけ
色つけは水加減が難しいです。
基本的に水は使いません。水を使うと、べたっとしてのっぺりとして、立体感がでなくなるからです。
一度に付ける絵の具の範囲は、機関車の一パートのみです。
同じ色でも、線をまたいだら、2度に分けます。
白の混色具合で、浮き出た色にしたり、沈んだ色にしたりします。
バックの処理
色つけがおわったら、バックの宇宙の雰囲気にとりかかります。
星は、爪楊枝の後ろで何度も、いくつも星の点をおいていきます。
銀河の様子は、汽車をマスキングしてブラッシングで色をのせます。
銀河はインターネットでそれぞれが自分イメージにあう写真をみつけて参考にしました。
ゆっくりブラッシングすると、網に泡が立ちきれいに色がのりません。
さっさっと、大きく早く同じ向きにこするのが均質なブラッシングのこつです。
参加者のの感想
※版画は、白と黒のバランスが大事。背景の宇宙にこだわったのはよいが、背景に色が つきすぎると、機関車がめだたなくなる。
39回 | 2014年1月18日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
40回 | 2014年2月15日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
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