
7月12日 授業研究の会
3年生図工 運動会の絵
3年生が、運動会で台風の目を行った。
その楽しかった思い出を絵で表現した。
担任としては、竹をつかむ手と顔の表情を描かせるつもりだった。
しかし、実際の運動会の自分の写真を見た子どもたちは、その躍動感が気に入った。
足が、空をとんでいる。
足が、一つしか見えない。
こうした声を受け、体全体を描くことになった。
この絵で難しいのは竹をつかむ手だと考えた。
日頃から、ちょっとした隙間の時間にミニスケッチを行っている。
とくに、運動会の絵に備えて、1学期は手を何度も描いてきた。
それでも、竹を持つ手は難しい。
酒井式のように全員同じ絵にするのなら可能だが、それぞれ写真の方向も違うし、持ち方も違う。
大きさも違う。
そこで、黒板に3枚に拡大写真を貼り、
左右どちらから見ても手がかけるように2時間かけて何度も練習をした。
下絵は、竹を描き、続いて手をかいた。
顔は、画用紙の裏で顔を描く練習を行ってから書き込んでいった。
(まず、鼻、次に口、次に目といった順で)
手と顔を、よく見て丁寧に描いた後、体と腕、足に取り組んだ。
ここは、一人一人全く違うので、写真を見て個人個人で線を見つけて描いていった。
良いところ
・体の動きをあらわす線を一人一人よく見つけている。
・色を塗る方向、穂先の使い方が徹底されている。
・写真を見て、それぞれ気づきがある。体の曲がり具合、足の運び具合。気づきがあるから集中が続いている。
・教師が良い部分を褒め、それをクラスに広めている。
・教師が一人一人に会った支援をしている。ときには塗りを手伝ったり、修正したりすることで、子どもは安心して失敗を恐れずに取り組めている。
改善点
・手をもっと大きくしたら、力強さがでる。
・人間の色とバックの色のバランスをもっと指示してよい。
45回 | 9月6日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
46回 | 10月18日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
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