追悼

カラオケ喫茶は休み。退屈な月曜日。プロ野球もないし。家内は出掛ける。猫と枕を

並べて寝る。11時まで寝る。明日に咲く花。哀愁の奥出雲。港春秋を練習する。

家内帰る。ざるそばを食べる。家内出かける。パソコンを眺める。作曲ソフトを

探す。眠くなって寝る。家内が帰って買い物に出る。てんないのだんぼーるでジェンガに

見立てて引っこ抜く。後のご婦人がマスクで笑う。我ながら遊び心があると得意。

他に面白きことない。強いて言えば御座衛門寿司ゲット。我慢の月曜日。かえったら

猫の白ちゃんが粗相をしていた。頭をこずくが、すでに忘れている。認知症だ。

いずれ私も通る道。も一度小突く頭。腹立たしい。気温33度。暑いのはわかっている。

蜩の鳴き声迄癪に障る。おまけにコロナが迫ってきている。この陰鬱な気分どうしてくれる。

パソコンで、将棋でもするか。負ける。ますますかっかと熱くなる。熱い夜。貴方はいま

どうしてる。思いは届かぬ星空に、一筋走る流れ星。願いはかなうのだろうか。愛は

何よりも強い。哀ーン。すべての人に追悼を送る。