詰み

ホント予感は当たらない100円ショップでおしりふきティッシュペーパーの代わり。

猫の首輪いつものスーパーで鰤とサーモン。コンビニエンスストアでタバコを買う。

イイ感じなんだが、カラオケ店。オオ車が3台止まっている。勇んで入店。

婆が3人。売れないプロが一人。上品なおばさんはいない。あーあ。ましてや

私の苦手な雑な爺。隣りになった。気になって仕方ない。婆一人、プロが帰って

一気に興ざめ。外しの天才の婆の歌を聞いて帰る。みんな帰る。なぜか今日は

泣ける。こおり健太の泣いてくださいを熱唱するも、泣いたのは竹取の翁。

忘れていた彼女を思い出す。甘い思い出がつらい。マスターが私の歌の前に

割り込みおった。その結果私の歌の最中で、みながかえる。なんなんだ。

おばさんとハイタッチ。意外と暖かい。今日の一番の幸せ。情けなくなく。

泣きながら走って帰る。オーシャンプリンセス。よりによって泣ける曲。

これじゃこなき爺になってしまう。鬼太郎のチャンチャンコで阪神応援。

あれ何時から阪神ファン？この坂を乗り越えなくちゃ。大阪を乗り越える。

馬鹿言ってんじゃねーよ。マスクを脱げ。タイガーマスク。暑くてたまらん。

1人孤高の竹取の翁。安部のマスクでマイクを握る。この度立候補した翁です。

おばさんの味方です。人を見る目はもってます。私に一票をお願いします。

総理大臣。謝ってばかり。そーリー。卑下そーり。何言ってるの。暑さで

参ったの。メロンでも食べたら。いただいたの。マスクメロン。まさしくこれは

恋の味。お前はやっぱりデカメロン。いつまでも翁はメロメロン。たとえ皴が

深くても、味に変わりはない。デリシャスな香りが忘れられない。残り香。

王手。５-５香。詰まされました。翁の負け。恋の負け。投了。お前はほんとに

詰みなやつ。香りが決め手でしたね。恋の感想戦。ますます乾く翁であった。

乾いて候。恋の毒見はまかせてね。何言ってるんじゃ。広島阪神戦始まるよ。

ホラー

飛び魚のフライ。家内が帰ってきてくれたので、今日から普通のおかず。さて

カラオケは。こわごわドアの扉を開ける。ママがいた。大丈夫？イイですよ。

なぜか今日は男が来ない。かれこれ１時間私は、女性のおばさんに囲まれた。

ママたちを含めて、５人。うれしい限り。本命はいないけど、うれしい。

当然歌も熱が入る。おばさんからクレーム。声がでかい。あのね。小さいと

伝わらないの。まったく。歌をわかってない。自分の歌は、蚊の鳴くような

小さい声で歌う。それじゃ伝わらない。もう回ってこないと見切りをつけて

何とカラオケ喫茶のはしご。のどがおかしくなるほど思い切りうたってやった。

ここは男ばかり。度肝抜く歌唱力。ビックリさせてやりました。にこにこ笑うまま。

もちろんママは同レベル。わかっているはず。手をたたく。３曲歌ってさようなら。

われながらかっこいい。今頃伝説になっている。と思うのは翁だけで、

聞いてるじじどもは、声の大きいジジイだなって思うぐらい。ままぐらいか。

年老いているので、残念だが、その声は、若々しい。上手いのがいいんじゃない。

一所懸命が魅力的。女性だってそうだ。雑な人は性に合わん。あなたーごはんよー

どうしておまえは雑なんだ。カラオケでも習ったらどうだ。まず頭を染めろ。

かみを巻け。なんで？カラーＯＫ。カーラーＯＫ。苦。くるしー。チョー苦しい。

のどわを食らう翁。声を絞って歌え。乾いた手ぬぐいを絞れ。そしたらきれいな

汗が出る。汗かかずして、ことなりけり。ふーん。ことを習おうか。あのな。

勘違いしてないか。激しくせきこむ翁。お山の大将になったらだめだ。謙虚であれ

ふーん。じゃ大正琴を習おう。うん。ぴったりだ。懐メロを弾いてくれ。ばか。

弾くのは夏メロ。苦。くるしい。え？首絞めてない。第一首がない。ほらでした。

さいなら。

午前中に荷物をぅけとる。家内が帰ってくる。暇だ。歌の練習をする。

満を持して、カラオケ喫茶。今日は日曜日。きっとお客が来る。

こない。いや来る。いい女が来る予感。きましたおばば３人。げ。

長い時間が流れる。来た～。客のお婆の送迎で、知り合いのお婆。

この展開は想定外。閉店間際から盛り上がるおばば。終わってみれば

一時間オーバー。まだ歌いがるおばば。ますたーにやんわりお引き取り。

仲間が来たので、悪い気のしない翁付き合いました。最後はリクエストまで

いただいた。冷たい雨を歌う。梅雨だから。どっこい晴れて暑い。

おばさんたちも熱い。まるで飲み客。歌うことに未練を残す。

やっとお開き。私も辛抱強く付き合った。１５曲歌った。のどがおかしい。

でもこんなに歌えるのは、客が少ないから。いいような悪いような。

一応いい女じゃないが、お友達のおばさん。妙に口紅が赤い。トマト

ケチャップを連想する。赤いキッスはどなたでも。身震いする翁。

用事がなくても電話して。了解。上手くいけば暇つぶしになる。

お婆の3段活用。これが算段。算段腹。胸はないが、我慢する。

胸残念。よこしまな考えをめぐらす翁。嘘ウソ。親しいお友達。

だいじにしないと飲み友達がいなくなる。ここで飲めばいいじゃないか。

ホステスがいない。いるよホステスばばあ。明日の朝まで付き合って

あげる。でも早寝早起きよ。ゲートボールの試合があるから。

つうわけで、めいるおきな。バーカラオケばばあは閉店です。さいなら。

バナナ

喫茶店で焼きそば。美味しい。が客がいない。一人ぐらい来るだろ。

おばさんが来ました。２たりで歌の競演。少し壊れかけた翁は

普段うたわぬ歌を歌う。おばさんは最初から壊れている。

時々マスターが歌って、忙しい。４時を回る頃には完全に壊れる。

おばさんどっかいかない？恵比寿を歌って誘うが、トイレから

戻ると消えていた。寂しく帰る翁。夕飯は茹で卵にバナナとなりそう。

あーあなんか楽しいことないかな。未練が頭を突いて出る。どうも土曜日は

いけない。ついてない。チャンスはあるのにうまくいかない。梅雨だから

全てのものが湿りがち。恋も湿って、その火を消す。ぼ～と生きてんじゃ

ねーよ。ぼやぼやするじゃねーよ。きっぱり思い出を消してしまいたい。

しかし砂糖のような甘い思い出は、拭ってもありが来る。恋の復活が

アリ？うんにゃあり得ない。わかっているけど思い切れない。

砂糖まぶしてバナナ。甘い思いの重ね書き。おしっこで好きと書いてみる。

アリがたかってありがとう。生き物係。ｃａｔフードに砂糖をまぶす翁。

甘い思いを味会わせ、私と同じ思いを味会わせる。でもねこだから。

鰺のほうが良いんじゃない？。うんにゃ鯉。でもね骨だらけだぜ。

ほーね。恋ならなんでも。骨折りは厭いません。おまえ20さいだろが。

人間なら１００歳。恋ごころなくして歌は歌えぬ。今日もやかましく

鳴くネコの白。恋ごころは誰にも負けぬ。相手は家内だった。

早く毛をすいて。ネコの白の甘いひと時。バナナをぶつける翁であった。

無理

いつも通院日は、ついてない。と思っているので、朝からびくびくしている。

信号が調子よく変わる。あれれれ。病院快調。これって調子いいかも。しかし。

カラオケ喫茶についたら、だれもいない。ヤッパリ。ジンクスを信じる翁。

でもねきました。遠方の人。夫婦かな。休憩によったとか。何曲かうたって

帰られた。減った分だけ現れる。おばさん3人。まあまあのおばさん。さらに2たり。

水戸黄門を見なくちゃ。帰ると２たり。結構なお客さん。上品なボインは来なかった

しかたない。これなら良しとする。くるくる寿司で１７皿。ガソリンスタンドで

３０００円分給油して、明日に備える。明日も１日暇。既に歌の用意がなくなった。

同じ曲を歌うのは面白くない。かといってそうそういい歌はない。これはおばさんを

見つけると同じく難しい。声が聞きたいと思うほどの、美声に通話を頼みたい。

以外に声の低いおばさんがイイかも。北島三郎。美空ひばり。あの声でこんばんわ。

しびれるだろうな。しかもボイン。くー想像しただけで、震えがくる。

しかも話題がポジテブ。コロナの話などしない。そんな話し相手が欲しい翁。

無理。携帯に並ぶ文字。むり。ＮＨＫのアナウンサーでも見つけなくちゃ無理。

しかもＢＳ。貴方英語できるの？できません。そんなおばさんをいつか見つけるぞ。

思いを胸に明日も出向く。誰だダースベーダーのマスクをかぶったおばさんは。

声は合格。しかし胸がない。無念。む・ね・ん。まいいか。でんわいそげ。

私もってない。それは、無理。まさか糸電話するわけにいかず。こらこら

カラオケ喫茶をいとだらけにするな。今日もフィリングカップル５*５が始まる。

翁はいつも末席です。今日もスカ。ディエットに縁のない翁です。ひそかに

２輪草練習中。酔わせてやるのに。馬鹿なやつ。しかたない競輪にかけるか。

いつまでたっても道化物。ロンリーチャップリンを歌ってくれるおばさんは

現れなかった。ひなちゃんは歌ってくれないよな。無理。ごめんなさい。

翁は遠くを見つめてつぶやく。その人が現れるまでじっと待つ。おきなは

気が短かった。そこらのおばさんに練習させる。上手く歌えたら、スズキを

あげる。魚の鈴木。結局うまく歌えたものはいなかった。そうスズキにこだわる。

我が人生の歌。ディエットの相手は、特別な人。本人を連れて来い。本人。

残念。タイプじゃない。ええ加減に白。猫で我慢。コリャ無理だわ。