憂鬱の日曜日。大した事は無いだろうの日。直販店。薬屋。ホームセンター
いつものスーパーと、いつもと同じ時間が過ぎていく。ひるめしをたべて
することがない。いつもどうりのカラオケ喫茶。誰もいない。一人カラオケを
覚悟している翁は歌う。きたきたおばさんがのぞいた。これで4にんになった。
退屈な歌を4時まで聞いたが、翁はやになってきた。何やらふらふらする。
普通は5時まで頑張るが、今日は早めに失礼する。あしたはやすみだよと
元気な声でおばさんが教えてくれた。もちろん来ないよ。やる気を失った翁。
違うものを模索。無いんだな。カラオケ喫茶に代わるもの。そうじゃない。
恋なんだ。胸が痛むのは、そのせいなのだ。代わりの恋が見つからなければ
癒えない。おばさんは対象にならない。自分自身を信じてみるだけでいい。
きっと、生きる道が見えてくる。ゲーテのように生きてみる。恋もする。
どこかに知的な人はいないかな。まあカラオケ喫茶じゃ期待薄。なげく。
秘恋、モングン。なみだする翁。信心。もう神頼みするしかない翁。
家内にメールする。ごはんまだ。おかずはなに。すきなたべものは?。
あなたおかしくないか?降りてきて大根すりしなさい。恋はそこらに
転がってない。白が代わりに嘆いてくれる。思いの人に届けよと。