春めいた一日。しかし春ではない。わずかに暖かい。
いつものスーパーで、春ガツオの刺身を買う。ほかに
買うものがない。干しブドウになりそうな身の小さい
ブドウを買う。どうやら果物な中で、ブドウが一番おいしい。
おばあさんが食品の冷却用製氷機の開き戸で、すねをしこたま打つ。
笑うに笑えぬ。えらい痛がりようで、さする。血液循環を良くする。
そのすねには、肉がついてなさそう。なぜかレッグチキンが食べたくなった。
おばあさんに憐れみを送りながら、帰る。塩ラーメンにささみ。どうにか食べて
どうにか練習に出向く。石川佳純の足を踏む。熾烈な練習をこなす。
失敗するとラケットで、お尻を叩かれる。むろん冗談。やり返したいがそれは
できない。練習終わりのネットを棚にしまう佳純。爪先立ってキュッと引き締まる。
たたいてみたくてしょうがない。あばれ太鼓を口ずさみ何とかその衝動を抑えた。
丁寧が元気になって、ケーキを配ってくれた。心肺心配。先生がたばこが吸えない。
電子タバコを進めたが、死ぬまで吸うと強い意志。おりしも今日届いたが、物足りない。
えぐさがない。わたしも禁煙は無理かな。節煙には少しはなりそう。くわえた感じがわるい。
家内が豚の本を買ってきた。ペットにするらしい。しかし最後はどうする。食べる?うーん。
生姜焼きのいい香りが漂う。ショウガは英語でジンジャーというらし。子豚は神に召された。しゃぶしゃぶ。
うーんうまい。かみさんが言う。しょうがなかったのよ。ごめんね。我が家はオオカミの一族でした。