夕方になって雷が鳴りだした。
今日の蒸し暑さはこのせいだ。
何かしら面白くない。不調だ。
白ちゃんのハウスを清掃した。
後に家を脱走して道の草を食べる。
汚い話だが、戻すため。せっかくの
きれいな敷物を汚した。例によって
ピロロ。ピロロと鳴いて草を戻す。
お前なー場所と時間を考えろ。仕方ない。
新しいラケットと、新しい靴を履いて
練習にむかったが、大した成果はなかった。
ただ、おばちゃんにお腹をなでなでされただけ。
まるで、妊婦さんのようだね。くすぐったいだけ。
失われた若さを、惜しむような愛撫だった。
旦那がいなければ、裸で狸踊りでも披露しても
良かったが、目の前なので、次回の宴会に取っておく。
なんか危険な思いの今日この頃。冗談ですから。
意を決して卓球のラケットのラバーを
貼替というより、本体とラバーを買いに
デポというスポーツ店に出向きました。
鳥取市では大きい。その一角に卓球の
専門コーナーがあり、バドミントンのガットを
張っている女店員に声を掛けました。
卓球のラケットが欲しい。ラバーを貼って。
中くらいがいいかな。お客さんこれらになります。
見れば結構お高い。うーん。最低でいいや。
貼るのは只ですが、のりや、スポンジ、カバーなど
その他が要ります。貼ってください。スポーツ店に
いる女子としては、かわいい笑顔で私にうなずく。うんうん。
いつか卓球の会場で、台を挟んで、勝負まみえん。たのしみ。
お昼から卓球に出かける。
郵便受けに例の書類。
ほんと嫌になる。中身は
返ってから。見ると腹が
立つから。卓球も大きな
支障が発覚する。ラバーが
だめになっていた。つるつる。
早急に張り替えなければ使い
物にならない。と指摘された。
どうして上手にならないわけだ。
書類は、年金基金。何かにがにが
しい。不安でいっぱいだ。年金
大丈夫かしら。伸びてだめにならない
ことを祈る。ナックルからドライブ。
うまく球が回るようにしてほしい。
いい天気なんです。がすることがない。
そこで、工事の際に出たラチスの腐った
廃材を始末して、ウッドデッキとログハウス
にペンキを塗ることにしました。まあペンキと
言ってもエンジンオイルに色付けのペンキを
混ぜたもの。大丈夫かなって思う代物。きれいに
塗れましたが、なかなか乾かない。びちょびちょ。
においが室内まで、漂います。でも白ちゃんは
迷わない。濡れたウッドデッキには上がらない。
買い物で買ってきた、えてカレイを嗅ぎだして
これが欲しいとねだる。阻止する足元がペンキ。
お気に入りの靴がペンキだらけになっていました。
白ちゃんお前の鼻には勝てぬ。投了です。塗料です。
穏やかな夕日に包まれた夕暮れ。
何か物足らない。発散が足らない。
何時もの卓球で、ある程度成果はあった。
おばさんたちにモテた。しかし先週の
４０代の奥様達とカラオケで遊んだあまい
思い出が忘れられない。あれは夢だったの。
子供のようにモップで遊ぶ。モップを振り回し
誇りを振り払って、たぶん一番若いって行っても
６０代。のおばさんに嫌がらせをする。そんな
楽しい卓球クラブなんですが、何か物足らない。
一本歯の抜けたおばさんが、私の横でパンツの裾を
めくりあげて、日焼けどもを塗り始めた。真っ白な
足を見せつける。どういう意味だろ。私を落としたい。
妙な色気がある。危うく落ちそうになる久米の仙人。
猫足で、ひたひたと迫る女。怖い。にゃー。何だ白か。
