ぎらぎら

朝からプラスチックごみを

間違えて出す人がいる。

間違えてない我が家の

大型ごみは取りに来ない。

こんな感じで始まった一日。

うまくいかない。

コンペ見学して、あきにはいる。

どうもスタッフの目がおかしい。

なんだ早く言えよ、次のコンペが

はじまる。くちにはださず、はよ

帰れ。大慌てで投げる。

眼鏡に汗がにじむ。

これが帰りのぎらぎらで見にくい。

震えながらハンドルを握り

家についたら、息をつく。

はよ帰れ、すたっふ、かないも

みんな言う。はよ帰れ。いわれなくても

わかってる。免許返そうかな。

バス乗ったことがない。

悩みが尽きない翁であった。

丹前

今日は通院日。調子のいい

はずはないわ。と思ってたら

案外早く順番が回ってきた。

不思議。優遇されたのかな

準備のパソコンが4分・4分

カラオケ2曲で終了。2時間待ち

でなかった。マクドナルド・

ポーリング空いてた。砂かけ

婆もいない。マドンナだけ。

おっとミセスマドンナもいた。

話せなかった。ごめんトンボ

もいた。要するにスムースに

時が流れた。ただかえったら

家内のかぎがない。爺の丹前に

おさまっていた。出ないでいたので

叱られずに済んだ。胸撫でおろしの

1日だった。

つめたい雨

暗い、寒い、雨が降る。

がセンターは、にぎやかだ。

小学生がいっぱいいる。

なんだろう、わからん。

全員に見つめられて、

翁は投げる。ちょっと

いい気分。となりにうまい

ペアが来るまで、いい気分。

それきりスコアは伸びず

すなかけばばあとあそんだ。

のりの、いいばばあは、あそび

相手に最適。お洒落だ。

漫才でも行ける。もっと早く

出会えたかった。でも選ぶ権利は

私にもある。砂に書いたラブレター

すぐに消えていく。

胴

何も行事がない。くわえて

眠たい。買ってきた腹巻が

小さい。寸法的にはぎりぎり

これじゃみのまきだ。じゃ

バスタオルでいいんじゃ。

ねぞうがわるければ、あれー

おだいかんさま。そうだ

アイロンかけて、椅子の背もたれで

伸ばそう。どっこいめんはのびないよ。

わたしがもらったげる。ばーか

自分は入ると思ってるのか。

ウエストは入る。しかし

お尻がイノシシのケツ。

胴まで上がらない。それじゃ

ミニスカート。如何。やめてくれ。

どうにかしろ。胴。

イノシシが啼く

しとしとと雨が降る。

ふゆがくる。暗い。

イノシシが出そうで、

こわい。彼らも今食べ

ないと冬が越せない。

椎のみの木を切っちゃうぞ。

市の山なので、市に切ってもらう。

イノシシさんには、山に

帰ってもらう。少し寂しいが。

また鳴いて、爺を慰めておくれ。