小春的“かわいい・気になる・くまなく・けっこう・心地良い~♪”

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小春日和生活のあれこれ綴ります

007シリーズ最新作観ました

2009-01-31 16:46:52 | 小春的〝小映画〟
私の今度もイイ!度    

前作「カジノ・ロワイヤル」←新作公開を前に復習して観ておこうと先週  がうれしかった、新作公開前日、上映会に行ったことはUPしましたが、間髪を入れず早速に最新作「007/慰めの報酬」観てきました。

思い起こせばリアルで観ることはかなわなかったけれどテレビのロードショーで初めて観たのはショーンコネリーの 007/ゴールドフィンガーだったと思います。ストーリーよりも何よりも冒頭  主題曲~それこそ ゴールドフィンガァーーー  と歌う 曲のインパクトの強かったこと 

だけど、その後知ったのですが、007シリーズ第三弾として公開されたゴールドフィンガーこそが今でも欧米で最も支持されボンド映画の神髄!とまで言われているそうです。

私そこまで古くから生息しておりませんので当然劇場公開時は知りません。ロジャー・ムーアものと合わせ技でおうちでビデオ~♪視聴が多いのですけれど、古さは否めないと言うのが当時の正直な感想でした。

最新メカと車とアクション。
趣旨は解りますが、時代もの映画ではないので少々陳腐に思えてしまいました。

こんなへなちょこブログですので多分に無いとは思いますが、万一、007熱烈ファンの方に読んでいただく場合があって不快と思われでもしたなら大変申しわけないと思います。

他意も悪気も全く無くて、日進月歩の技術の発展後にそれ以前に作られた映画を観たときに誰でもが抱くだろう、ノスタルジック半分、古いなぁーと苦笑半分みたいなそんな感じでした。ご理解くださいね。

ただ、不思議に覚えているのがあの決まり文句なんですね。
「ボンド マイ ネーム イズ ジェームズ・ボンド」

ショーンコネリーの独特の声のトーンなのか? ボンドをリピートするところなのか?今もって自分でも説明は出来かねますが、耳に残るカッコ良い響きに聞こえましたね。

英語を言語に持つお国の方の優位性を少し感じましたか。

例えばですが、私のブログ氏名、日和小春(ひより・こはる)←単に小春日和をひっくり返しただけ。イージーデス。まさかと思いますが、さすがに本名ではありませんよー、ブログ名デス。念のため。

でね、「小春。私の名前は日和小春」と母国語の日本語でご紹介するのと 〝koharu 語尾上げ気味発音で ^^;;  My name is Koharu Hiyori" とご紹介するのとではやはりインパクト違いますよねー。

その決まり文句を前作から新生ボンドを演じているダニエル・クレイグもやはり007カジノロワイヤルで言うのですが、実に似合っているのですよー 
そういった意味では1960年代ボンドスタイル、きちんと踏襲されてるのですね。

だけど、何といったら一番いいのかな?
前回UPの時も同じ趣旨のことを書いたと思うのですが、普通と変わらぬ柔らかい心を持つから当然苦しいことがあればボンドも傷つく。

身体能力や知性、受けた教育は国家の機密さえも知ることとなるスパイに選ばれたのですから高いに決まっているのですけどね、感情は私たちと同じなんだーと思わせる。悲しみを背負った人間がスパイという職業に懸命に従事しているんだなと伝わってくるのです。

誰がキャスティングしたかまでは存じませんけどね、よくぞ新生ボンドにダニエル・クレイグを起用したものだと大いに私は思いました。・・・と書いていますが、私、ショーンコネリーは今も大好きな俳優さんのお一人です。

前回のラストは愛する女性を目の前で死なせてしまうそんな場面でした。そして今回はそれからいくばくかの時間しか経っていないところから始まります。

まだ公開後日が経っていませんのでご覧になっていない方の楽しみを奪ってしまっては申し訳ありませんのであらすじはあえて書きませんね。

サイドストーリー風に私が感じたことだけ少しご紹介してみますね。

空虚さと孤独感がダニエル・クレイグの顔立ちと碧眼から漂ってくるのを感じられてなりませんでした。

以前のボンドは割り切り恋愛上手。今時の少し浮薄な言葉に言い換えれば「究極セフレの達人」

--;;;(ホント言いえて妙かも)って感じに描かれていましたよね。往年のボンドたちってば。

だけど。今のボンド、形容すると性別は違いますけれどもね、言うならば月の住人だったかぐや姫が地上に舞い降りてきたかのような親近感。

私たちと同じように人生の悲しみを心に押し隠しながらも日常過ごしている。
生きるとはそういうどこか刑のようなもの。と感じさせる何かを持つ人だと思います。

欧米人は合理的とよく言われますけど厳密に言えばWETさと陰を感じさせる意味で
アメリカ人ではない。やはり英国人なんだと感じさせるところでしょうか?

007が持つ普遍の娯楽映画の要素、派手な追跡シーンやハラハラドキドキもちゃんと存在するのにどうしてこんなにもボンドの感情が伝わってくるのかが不思議でした。けれどね、少しだけ謎解けたかもしれません。

監督が「ネバーランド」「チョコレート」などの作品で有名なマーク・フォースター氏でした。

そっかぁー、上質なアクション映画という生地に生活の機微の細やかな感情をスパイスとして振りかけで仕上げたしっとりもふんわりも味わえる極上スコーンみたいな映画かも。

スコーンになぜ例(たと)えたか?もうお解かりだと思います。そう、イギリスの代表的なお菓子だからですー。

ジェームズボンドはアメリカCIAではなく、イアン・フレミングの原作ではイギリス情報局秘密情報部のスパイですから紅茶とよく合うスコーンに例えてみました。

007シリーズの最新作「007/慰めの報酬」という名のスコーンは最後までとてもおいしゅうございました^^ 
お奨めしま~す♪ 

今日も渾身2671文字も書いちゃったよー。スゴ過ぎ^^;;

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 ありがとうございます

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