小春的“かわいい・気になる・くまなく・けっこう・心地良い~♪”

ご訪問ありがとうございます d('-^●)☆
辺境ブログへようこそ
小春日和生活のあれこれ綴ります

悪人・深津絵里・最優秀女優賞

2010-09-08 20:35:03 | 小春的〝小映画〟
私の孤独の情景度   

きのう・現地時間6日「第34回モントリオール世界映画祭」で映画「悪人」ご出演深津絵里さんが最優秀女優賞受賞

日本人女優では1983年「天城越え」の田中裕子さん以来27年ぶりの受賞。

実を言いますと映画「悪人」既に観ました@試写会←とうとう  の神さまからのHELP打ち切り?
私自身は複数媒体応募したものの外れ  ショボン。

仕方ない自力で観るか///。」と思っていましたら・・・。知人から試写会前日お誘いが。

と言っても知人も試写会応募したけれどあえなく外れ(苦笑)
ところが知人の友人(少々ややこしい)はペアチケット当選。なのに急遽所用で行けなくなった。
結果、全く知らない私に回ってきた、他力のおかげ視聴。

原作、吉田修一さん。朝日新聞夕刊連載小説で、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した話題作の映画化です。

まだ公開前。さらに大きな賞を取られたのがきっかけで観てみようかなと思われた方のお邪魔になっては申し訳ない。

詳細はいつも通り書きませんねー。 予告編程度と感じたことだけ。

とことんというか、孤独感と寂寥感の極限の中、希望も変化も望めない長崎の小さな漁村に住む男、祐一@妻夫木聡さんと
佐賀県在住で紳士服店に勤める真面目だけど平凡で面白みの無い淡々とした毎日を過ごす女、光代@深津絵里と出会い系サイトで知り合う。

一人から二人になったことで孤独感と寂寥感が少し薄れた。変化を望めるかもと少し希望を持つ。

だけど、知り合う前に起こって(起こして)しまった出来事を変えることは出来るはずも無い。先は決まっている。

それでも刹那的でもいいから少しの間二人で居続けることを望み選んだ路。

振り払おうとしてもどこまでもついてくる過去。ならば二人で逃げようとする。

とにかく寂しさが差し迫ってくる映画です。

殺人を犯した「悪人」妻夫木聡さんと知っていながら一緒に逃げることを選んだ深津絵里さんふたりに纏(まと)ったさみしさが観ている私まで伝わってくるようで・・・。

で、行為だけを取り上げれば「悪人」と言われてもしかたないのだけど、そこ(=どん底)に到る過程までを追っていくと本当の根源が見えてきます。

本当に悪い=悪人は誰?言い換えれば銃の引き金を引いたのは祐一@妻夫木聡さんに間違いないのだけれど
銃に弾を込め手渡ししたのは誰?みたいな。

救いの見出せない、寂寥感が季節はずれの雪のように観ている私にまで降りかかってきました。
他に岡田将生さん、満島ひかりさん、柄本明さん、樹木希林さんが出演していらっしゃいます。
暗さに勝る情景。そんな感じもしましたねー。

きのう09月07日の閲覧数:854PV ご訪問者数:352IP
順位:1,463,141ブログ中2,229位でした

 いつもご訪問いただきお読みくださる方、初めてお立ち寄りくださった方、ありがとうございます。
今日も良い日をお過ごしください~♪ よければまた遊びにいらしてくださいね(*⌒ー⌒ *)







Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする