小春的“かわいい・気になる・くまなく・けっこう・心地良い~♪”

ご訪問ありがとうございます d('-^●)☆
辺境ブログへようこそ
小春日和生活のあれこれ綴ります

日航・パイロットに退職迫る

2010-10-08 21:10:29 | 小春的〝小ブツブツ〟
私の隔世すぎ度  

日本航空が募集中の希望退職への応募が計画を下回っているため「理解を求めるため」と称し
一部のパイロットや客室乗務員に対して乗務に就かせず空白の乗務スケジュールを渡し、さらに会社に机も無いため自宅待機を余儀なくされている 

 って申し訳ないけれどいったいどこのブラック企業?と思うよね。
指名解雇に近いとも思えるし。

私はだけど、いくら会社更生手続き中と言ってもさらに会社のイメージ  だと思ってしまった。

まあ、それぐらいしない限り再生は出来ないと言われたら返す言葉ないけれどね

高年齢が理由に対象とされた方が多いらしいのだけど、

視力や判断力が落ちていると言うのならわかるけれどパイロットは何よりも経験・飛行時間が大切なのでは?

近々映画化が決定した「ハドソン川の奇跡」の機長、
チェスレイ・B・サレンバーガー氏、確か当時58歳と記憶。

元空軍パイロット。USエアウェイズでは1980年からパイロットを務めているベテラン。

うんうん聞いたことある。でも詳細忘れたの方いらっしゃいますかー大丈夫 

以下に「ハドソン川の奇跡」ダイジェストにまとめてみました。

離陸直後、鳥の群れがエンジンに衝突。左右両翼下のエンジンが停止。飛行機は機能しなくなった。
その時点で機長はラガーディア空港に引き返のはムリと即座に判断。

さらに近くの別の空港への緊急着陸も検討したが飛行は不可能と判断。

半分凍った真冬のハドソン川への緊急着水しか無いと決断。乗客に衝撃に備えるようアナウンス。

難しい緊急着水は以下の通り。
グライダーの要領で機体を滑空。救助に最短と思えるフェリー・ターミナル目前に無事着水させた。その間たった3分余。

見事成功させたのち全員機外脱出。そのあとも2度機内を行き来。残った乗客がいないか確認。

機長に飛行機の全権が委ねられているのはこういうことだってあるからなのですよね。

で、長く我が国のナショナルフラッグだった日航にお話を戻し。

高年齢が理由と対象になった機長のお一人は57歳だそう。

当時のチェスレイ・B・サレンバーガー機長よりもまだ1歳お若いのですね。

その方もおっしゃっています。パイロットは何よりも経験が重要。年齢が高いから対象と言うのは・・・。

いろんな職業があるけれどパイロットというのは5本の指に入るぐらいかっこいい仕事だと思う。
で、かっこいいと思われるだけの訓練を積み、知識も持ち、もちろん適性も兼ね備えていると思うのね。

だから制服だって重厚感がある。袖の金のモールの本数だって当然機長一人だけが多い。

一枚だけ英国航空の機長と一緒に写真におさまったことがあるのだけど、本当に機長の制服ってかっこいい。

だけど、かっこよさの影で一人で全権を担う怖さと責任だって併せ持っているのだと感じた。

それだけに自負や誇りを持ってもいらっしゃるだろうにね。会社が傾くとこんなことも在り得る事例の一つなのかもしれないけれど・・・。

専門職をそれなりの礼をもって遇さない。そうならないと再生出来ない。ナンだか切ない。
あくまで去年の秋観た映画「沈まぬ太陽」のモデルがまことしやかに言われている通り日○○空だとしたならだけど

矜持と誇りを剝がされかけている現役パイロットの方々はやるせないだろうと類推します。

きのう10月7日の閲覧数:472PV ご訪問者数:213IP
順位:1,476,258ブログ中5,201位でした。

 いつもご訪問いただきお読みくださる方、初めてお立ち寄りくださった方、ありがとうございます。
今日も良い日をお過ごしください~♪ よければまた遊びにいらしてくださいね(*⌒ー⌒ *)

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする